[ 続 ]
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水星は、
善と悪、上と下、生と死、
性別や年齢の差、その他諸々の
現世的な価値判断から
自由であろうとする星です。
実際、水星は
「 両性具有・中性 」のイメージで
描かれることもあります。
双子座の「 双子 」は
一方が
神の子で不死、
もう一方が
人の子で有限の命を持つ存在です。
また、
乙女座 = 処女宮は、
男性性と女性性の中間にある状態、
と読むこともできます。
水星はあらゆる世界の
境界線上に位置していて、
どちらにでも
行くことができるのです。
天と地の「 架け橋 」としての
機能をもった水星にとっては、
天の価値観も地の価値観も
相対的なものとしてあらわれます。
双子座と乙女座の人の心にもおそらく、
そういう仕組みがあるだろうと思います。
悪いとされるものも
ただ悪いわけではなく、
良いとされるものも、
ただひたすらに
良いというわけではないのです。
それを、両者はよく知っているのです。
さらに、
水星的=双子座・乙女座的なテーマとして、
「 ユーモア 」があります。
ユーモアというものは、
善と悪のはざまを
行き来するような機能です。
幸福と不幸の間にも
ユーモアがある
と言えるかもしれません。
ユーモアは、
ある世界に起こる出来事を
他の世界に持っていったときに生まれる
おかしさ でできています。
あるいは
誰もが当たり前のように
受け止めている出来事に
全く別の方向から
光を当てるときにも、
おかしみが生まれます。
水星=ヘルメスの
「 天地のあいだを自由に行き来する 」
力があってこそ、
ユーモアが生まれる余地があります。
双子座と乙女座の人々は、
だれもが笑えるユーモアから
きわどいブラックユーモアまで
あらゆるユーモアを操る
才能に恵まれています。
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