「 おまえの出世には、皆たまげました。
私も喜んでおりまする。
どうか早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
一生の頼みでありまする。
西さ向いては拝み、
東さ向いては拝み、しております。
北さ向いては拝みおります。
南さ向いては拝んでおりまする。
早く来てくだされ。
いつ来ると教えてくだされ。
この返事、待ちておりまする。
寝ても眠られません。 」
私も喜んでおりまする。
どうか早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
早く来てくだされ。
一生の頼みでありまする。
西さ向いては拝み、
東さ向いては拝み、しております。
北さ向いては拝みおります。
南さ向いては拝んでおりまする。
早く来てくだされ。
いつ来ると教えてくだされ。
この返事、待ちておりまする。
寝ても眠られません。 」
この手紙は、偉人として名を残した野口英世の母シカが、
幼き頃習った字を思い出しながら、息子英世に当てた手紙である。
渡米して医学者としての地位を確立し、
寝る間を惜しんで研究に没頭する英世。
その英世会いたさに書いたこの手紙は、
その英世会いたさに書いたこの手紙は、
何度読んでも、涙が込み上げてくる。
英世は、帰国など出来ない事情を持っていたが、
母シカの心情を察した友人から手紙が届き、
その手紙と一緒に同封されていた写真を見て、
大きな衝撃を受け、母の小さくなった老いた姿、
背中を丸めてやせ細った母の姿に言葉を失い、
ふるさと日本への帰国を決心する。
英世は、帰国など出来ない事情を持っていたが、
母シカの心情を察した友人から手紙が届き、
その手紙と一緒に同封されていた写真を見て、
大きな衝撃を受け、母の小さくなった老いた姿、
背中を丸めてやせ細った母の姿に言葉を失い、
ふるさと日本への帰国を決心する。
シカは、英世との再会を実現させた三年後、
多くの人に看取られながら66年の生涯を閉じる。
多くの人に看取られながら66年の生涯を閉じる。
偉人、野口英世の人生を支配したものは、母の涙である。
生後間もなく、囲炉裏でやけどを負った英世の手は、本来の姿を失い、
「てんぼう、てんぼう」
と学校で、友達からいじめられる毎日。
「てんぼう、てんぼう」
と学校で、友達からいじめられる毎日。
そんな学校に行くのが嫌になり、学校をさぼった英世。
ぶらぶらしている内に、母親シカに見つかってしまう。
ひどく叱られるとばかり思っていたのに、
学校に行きたがらない英世の心が痛いほどわかるシカは、
「 ゆるしておくれ。
やけどをさせてしまったのはお母ちゃんのせいだ。
つらいだろうが、ここで勉強をやめてしまったら、
せっかくの苦労もなんにもならない。
おまえの勉強をする姿を見ることだけが楽しみなんだ。
がまんしておくれ。 」
泣きながらわびる母の涙に、英世の人生は変わる。
自分以上に苦しむ母の涙に、母の愛を感じて、
自分だけの自分ではない、母の愛情に支えられている自分を自覚し、
英世の母への孝心は、自らの人生を支配し、その愛と感謝の心を、
ぶらぶらしている内に、母親シカに見つかってしまう。
ひどく叱られるとばかり思っていたのに、
学校に行きたがらない英世の心が痛いほどわかるシカは、
「 ゆるしておくれ。
やけどをさせてしまったのはお母ちゃんのせいだ。
つらいだろうが、ここで勉強をやめてしまったら、
せっかくの苦労もなんにもならない。
おまえの勉強をする姿を見ることだけが楽しみなんだ。
がまんしておくれ。 」
泣きながらわびる母の涙に、英世の人生は変わる。
自分以上に苦しむ母の涙に、母の愛を感じて、
自分だけの自分ではない、母の愛情に支えられている自分を自覚し、
英世の母への孝心は、自らの人生を支配し、その愛と感謝の心を、
やけどの手を治療してくれた医学の研究に情熱を注ぎ、
その医学で、世のため、人のために奉仕する道を選んだ。
その医学で、世のため、人のために奉仕する道を選んだ。
私は自分の母方の先祖の地、会津藩(福島県猪苗代町)から生まれた、
この偉人の人生に感動し、英世の生家を訪ねたことがある。
そして、母の涙が、一つの歴史を変えたことを記憶した。
いつの時代も、歴史を変えるほどの力を持つもの、
それは、母の涙であり、愛である。
この偉人の人生に感動し、英世の生家を訪ねたことがある。
そして、母の涙が、一つの歴史を変えたことを記憶した。
いつの時代も、歴史を変えるほどの力を持つもの、
それは、母の涙であり、愛である。
神様の愛を、どのように現わして生きて死ぬか。
人生とは、その単純な道のりに、永遠を懸けて歩むもの。
人生とは、その単純な道のりに、永遠を懸けて歩むもの。
神様の愛に目覚めた神の子は、歴史をつかみ、
この宇宙をつかんで、一つの地球村を築き、万民を従わせる。
この宇宙をつかんで、一つの地球村を築き、万民を従わせる。
永久に咲く愛の花・・・。
あなたと私だけが咲かせる永久に咲く愛の花を、
思いの限りに一緒に咲かせて参りましょう・・・♪