石川県金沢市を観光しました。

金沢は、江戸時代には大名中最大の102万5千石の石高を領した加賀藩の城下町として栄え、人口規模では江戸・大坂・京の三都に次ぎ、名古屋と並ぶ大都市であった街である。
金沢城公園・兼六園・尾山神社・金澤神社・石川護國神社・石川県立歴史博物館・加賀本多博物館・いしかわ生活工芸ミュージアム・金沢ふるさと偉人館に行きました。
金沢城公園は、加賀藩主前田家の居城跡にある公園である。
金沢城は、「石垣の博物館」と呼ばれるほど、様々な種類の石垣を見学することが出来る城である。
兼六園は、1676(延宝4)年、加賀藩4代藩主・前田綱紀が、この地にあった作事所を城内に移し、蓮池御亭を建て、その周辺を作庭したのが始まりとされる。
尾山神社は、加賀藩祖・前田利家公と正室お松の方を祀る神社である。
尾山神社の神門は、和漢洋の三様式を混用したデザインである。
前田利家公は、加賀百万石前田家の祖であり、豊臣政権の五大老の一人であった戦国大名である。
金澤神社は、加賀藩10代藩主・前田治脩が金城霊澤のほとりに菅原道真を祀ったことに始まる。
金城霊澤は、その昔、芋堀藤五郎という男がこの湧き水で芋を洗ったところ、沢山の砂金が出てきたという伝説が残っている。
そこから「金洗いの沢」と呼ばれるようになり、「金沢」という地名の由来となった場所と伝えられている。
石川護國神社は、戊辰の役で戦死した加賀藩士108名の御霊を、卯辰山に招魂社を造営して祀ったのがその始まりである。
1935(昭和10)年に現在地に遷座され、1939(昭和14)年に社名を石川護国神社に改称した。
石川県立歴史博物館の赤レンガ建物3棟は、かつて金沢陸軍兵器支廠、戦後は金沢美術工芸大学に使用されていた。
1986(昭和61)年、石川県立郷土資料館が本多の森公園の赤レンガ建物3棟に移転し、石川県立歴史博物館として開館した。

縄文時代から現代までの歴史・民俗の展示を見学し、石川県の歴史・文化についての理解を深めることが出来ました。
加賀本多博物館は、加賀「八家」本多家に伝わる藩政初期の武具を中心に、馬具一式や馬験などの陣立装具を展示した武家博物館である。
加賀「八家」とは、平時には藩内の政務を統括し、戦時には軍団の長となる藩内最上級の家柄である。

藩政時代の歴史・文化について理解を深めることが出来ました。
いしかわ生活工芸ミュージアムは、加賀友禅をはじめとする石川県の36業種のすべての伝統的工芸品が展示されている博物館である。

石川県の伝統文化や生活工芸について理解を深めることが出来る素晴らしいミュージアムでした。
金沢ふるさと偉人館は、高峰譲吉・三宅雪嶺・木村栄・藤岡作太郎・鈴木大拙の5人の偉人を展示し、1993(平成6)年に開館した博物館である。
その後、金沢ゆかりの「近代日本を支えた偉人たち」として、様々な分野で国際的国家的業績をあげた人々の展示を加え、現在に至っている。

金沢ゆかりの偉人について理解を深めることが出来る素晴らしい博物館でした。

金沢は歴史・文化が豊かな魅力的な街でした!

石川・金沢の歴史・文化について窺い知ることが出来、非常に有意義な一人旅でした。

(マスクの着用や手洗いなどのコロナ対策を徹底して観光しました。)