12月22日(火)、映画『天外者』(監督 田中光敏  主演 三浦春馬)を観賞しました。

この映画は、幕末から明治初期にかけて日本の未来のために奔走した薩摩藩の五代友厚を主人公とする青春群像劇です。

タイトルの『天外者』(てんがらもん)は、鹿児島の方言で「凄まじい才能の持ち主」を意味します。

五代友厚は、幕末、武士の身でありながら上海に渡り、蒸気船を購入し、海外との貿易による商業立国を説き、イギリスに留学生を送り出し、自らもヨーロッパを視察しました。

明治政府が誕生すると政府の役人となるが、大阪を「東洋のマンチェスター」として発展させるために実業家に転身し、造幣局の設立、電信・鉄道・紡績・鉱山など多くの事業を精力的に手掛け、現在の大阪取引所・大阪商工会議所・大阪市立大学など膨大な数の組織や企業の設立に尽力し、日本の近代化・大阪の発展に貢献した人物です。

志を同じくする仲間と共に、未来を見据えて日本のために全力で行動し、日本の未来を切り拓いた五代友厚の生き方に感銘を受けました。

五代友厚のように志を同じくする仲間と共に、未来を見据えて日本のために全力で行動し、未来を切り拓く人物が今こそ必要だと思いました。

(マスクの着用や手洗いなどのコロナ対策を徹底して観賞しました。)
(写真は映画『天外者』のホームページから拝借させていただきました。)
(大阪取引所前の五代友厚公像)
(大阪商工会議所の五代友厚像)