6月5日(金)、霊山歴史館を見学しました。

霊山歴史館は、明治百年を記念して、昭和45年(1970年)に開館した日本で唯一の幕末維新総合博物館です。
黒船・坂本龍馬・新選組から明治維新までの歴史に関する展示から近代日本の礎を築いた維新の志士達に想いを馳せることが出来ました。
『日本の心』と題した展示の言葉が特に印象に残りました。
『日本の心』
『日本には二千年にわたる歴史があります。
その間ほぼ一貫して発展の歩みを続け、その長い歴史を通じて独自の優れた伝統の精神を培い養ってきました。
そして、その精神はことあるごとに発揮され、今日の日本が築かれてきました。
およそ百六十年前、幕藩体制が行き詰まりつつある頃、アメリカの黒船をはじめ外国船が開国を求めて来航。
日本は突然世界の潮流を知らされました。
海外からの強い圧力と国内の混乱が渦巻く中、わずか半世紀足らずで、政治・文化・産業などの広範囲にわたる改革が断行された明治維新。
この大業を成し遂げ、近代日本の礎を築いた人々の多くは、二十代・三十代の若者達でした。
彼等に身命を賭した勇気ある行動を起こさせたのは先覚者の教えと日本の伝統の精神でありました。
この伝統の精神こそ「日本の心」といえるものでありましょう。』
その後、京都霊山護国神社を参拝しました。
京都霊山護国神社は、幕末維新に殉じた志士とそれ以降の大東亜戦争に至る京都府出身の英霊7万3011柱を奉祀する神社です。
神社の境内にある明治維新史蹟『旧霊山官修墳墓』に行きました。
『旧霊山官修墳墓』は、坂本龍馬・中岡慎太郎・木戸孝允をはじめとする明治維新の誕生に尽くした志士達1043名の霊(みたま)を祀っている墳墓です。

(木戸孝允の墓)
先人達が日本を護り、より良い日本を次の世代に遺してくださったからこそ、今の日本があります。
これからの日本を担う私たちの世代も日本を護り、より良い日本を次の世代に遺していかなければならないと改めて思いました。
これからの日本を担う世代の一人として、維新の志士達のように、日本をより良い国にするために、これからも奔走していきたいと思います。








