いよいよ本日、都立多摩北部医療センターに産婦人科が設置されました。
多くの皆様のご要望を受けて推進してまいりましたが、同センターの改築前に地域の医療ニーズに対応するため、分娩設備無しでも対応可能な妊娠初期のミドルリスク妊婦の方について、地域医療機関からの紹介による受け入れを開始します。
これまで「婦人科」であったものを本日5月1日より、同センターとして「産婦人科」の標榜を開始します。
実際の診療開始は5月13日からです。
【対象疾患】
妊娠初期(12週未満)の妊婦関連疾患(子宮外妊娠、流産等)
当面の間は北多摩北部医療圏(東村山市・清瀬市・東久留米市・小平市・西東京市)及び近隣地域の産婦人科標榜クリニック・病院からの紹介患者の方に限定します。
【受入体制】
当面の間は、平日の9:00~17:00のみ
常勤医師3名体制
地域の医療機関の医師と同センターの医師との連携により受入を決定します。
【設置の背景】
令和5年3月策定の「多摩北部医療センター整備基本構想」では、地域の産科医療機能の向上のため、改築に伴い新たに産科を整備し、「帝王切開や内科合併症のあるミドルリスク妊産婦等へ対応することを検討」するとしていましたが、関係者の皆様からの強いご要望を踏まえ、改築前に前倒しで分娩設備なしでも対応可能な妊娠初期のミドルリスク妊婦の方について、地域医療機関からの紹介により受け入れを開始することとなりました。
【多摩北部医療センターの沿革】
1986年7月1日 - 「東京都多摩老人医療センター」として診療開始。
2005年4月1日 - 公益財団法人東京都保健医療公社「多摩北部医療センター」として総合病院化。
2022年7月1日 - 東京都保健医療公社を廃止して、地方独立行政法人東京都立病院機構設立に伴い、「東京都立多摩北部医療センター」に。
【婦人科設置も推進】
2005年4月に、多摩老人医療センターが多摩北部医療センターとして総合病院となった時は「婦人科」が設置されていませんでした。
当時は都議会公明党の推進で、都立病院に「女性専門外来」の設置を進めていましたので、多くの皆様のご要望も受けて、都議会厚生委員会でも取り上げた結果、「婦人科」が設置されました。
このたびはその「婦人科」が地域医療のニーズに応えて「産婦人科」へと拡充されるものです。
【共産党は全てに反対】
日本共産党は多摩老人医療センターが総合病院化されて多摩北部医療センターになる時にも大反対。
同センターが公社病院から都立病院になる際にも大反対。
都の都立病院予算にも反対しています。
【今後の流れ】
今秋には「多摩北部医療センター整備基本計画」が策定され、改築は2031年の完成を目指します。
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