『フロスオアダイ(Floss or Die)』という、アメリカの歯周病学会が1998年に発表したキャッチコピーがあります。

「フロスをしますか?それとも死にますか?」という中々インパクトのある言葉ですが、あながち間違いではありません。

 

 歯周病とは、お口の中の細菌により歯肉に炎症を起こし、やがて歯を支える骨を溶かしていき、やがては歯が抜け落ちてしまう病気です。

歯周病はサイレントディジーズ(Silent Disease:静かなる病気)と表現されるほど自覚症状がない病気で、ひどくなるまで気が付きにくく、自然治癒することはありません。

 

 さらに、慢性的な歯周病は、歯周病菌やその菌が産生する毒素や炎症反応性物質などが、歯ぐきの毛細血管を通して全身のあらゆる組織に送られ、全身で悪影響を及ぼしていきます。

狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・関節炎・腎炎・糖尿病・低体重児出産などあらゆる病気のリスクが高まるのです。

歯周病を防ぐために一番にしていただきたいことは歯ブラシですが、歯ブラシと併用してぜひデンタルフロスもお使いください。

 

★使っていますか?デンタルフロス
 日本人でデンタルフロスを毎日使用している人は36.7%。およそ3人に一人しかいません。

しかし、どれだけ丁寧に歯を磨いても、歯ブラシで落とせる歯垢は60%だけです。

歯ブラシだけでは、歯と歯の間にブラシが届かず、歯垢を落とし切れないからです。

歯ブラシとデンタルフロスを併用することで、約90%の歯垢を除去することができます。

 

デンタルフロスを使うと、下記のようなメリットがあります。

・むし歯や歯周病予防に効果的
デンタルフロスで丁寧に歯垢を取り除くことによって、虫歯や歯周病の予防につながります。

 

・口臭の予防や改善
食べかすや歯垢は、口臭の原因になります。

もし使用したデンタルフロスのニオイを嗅いで「臭い」と感じたら、口臭がしているかもしれません。

デンタルフロスで綺麗にお掃除し、口臭を予防しましょう。

 

・むし歯や歯周病、詰めものなどの不具合を早期発見できる
デンタルフロスを使っていて、同じ場所で切れたり、引っかかるときは、歯と歯の間が虫歯になっていたり、詰め物や被せ物に不具合が出たりしている可能性があります。

歯科を受診しましょう。

 

★デンタルフロス何を使えばいい?
デンタルフロスには大きく分けて、自分で必要な長さの糸を切り取って使う『糸まきタイプ』と、持ち手がついている『ホルダータイプ』があります。

人のお口の中はそれぞれ個性があります。当院では、患者さん一人ひとりに合ったデンタルフロスや使い方を歯科衛生士がアドバイスしています。

わからない方はお気軽にご相談ください。効果的に使用し虫歯や歯周病を予防しましょう。

 

 歯ができるまでの過程ですが、お母さんのお腹の中にいる頃から歯の元となる原基とよばれる芽のようなものができます。

生後8ヶ月頃から乳歯が生え始め、3歳頃までには上下左右で20本の乳歯が全て生え揃います。
乳歯がすべて生えそろうころには何でも食べられるようになり、体も発達してきます。

さらに成長すると、顎骨が大きくなり、次第に乳歯の間の隙間が大きくなっていき、本数も足りなくなって咀嚼が十分に得られなくなります。
顎骨の成長に伴い、顎の骨に見合った大きさと本数の歯が必要になるため、乳歯から永久歯に生え変わると考えられています。

 

★乳歯は永久歯を目指して伸びる?
乳歯の生えかわりが始まる6歳頃には、永久歯はあごの中で生える準備をしています。

顎の中(乳歯の下)で永久歯のもとになる歯胚ができ、時間をかけて成長していきます。

その後永久歯の歯冠部が完成し、歯の根の部分が作られ始めると、乳歯の根を溶かす細胞が現れ、永久歯の上にある乳歯の根が少しずつ溶かされていきます。

そして乳歯はグラグラになり抜け落ち、永久歯が顔を出します。

このとき、乳歯がいつまでも抜けなかったりすると、永久歯がうまく生えず、歯並びが悪くなることがあります。

また、永久歯は乳歯を目指して伸びていくので、乳歯が早く抜けてしまうと永久歯が目標を.失い、本来萌出すべき位置から離れた場所に出てしまうこともあります。

 

★大切なお子様の歯のためにできること
◆生え変わったばかりの永久歯の虫歯に気を付けましょう
生えてから2~3年の永久歯は『幼若(ようじゃく)永久歯』といって、歯質そのものが未成熟なので虫歯になりやすく、一度虫歯になってしまうと非常に進行が速いという特徴があります。

だ液中のカルシウムなどのミネラルが少しずつ歯に入り込んでいくことで、だんだん通常の永久歯の硬さと強さになっていきますので、お子様の仕上げ磨きは、永久歯が生え揃う10~12歳位まで続けることが推奨されています。

しっかりと歯磨きをして虫歯を予防しましょう。

 

◆乳歯のむし歯もきちんと治療しましょう
いずれ永久歯に生え変わるからと、乳歯のむし歯の治療をしないでおくと、むし歯菌がお口の中で繁殖してしまい、やがて生えてくる永久歯がむし歯になりやすくなってしまう恐れがあります。

また、乳歯のむし歯が悪化して歯根の先端にまで達すると、そこに膿が溜まり、後から生えてくる永久歯が変色したり質が悪くなったり影響を及ぼします。

乳歯の虫歯もしっかりと治療をしましょう。

 

◆歯が生えてきたら歯医者さんデビューをしましょう
できるだけ小さいころから歯医者さんへ通うと、虫歯予防ができるだけでなく、正しい歯磨きの方法がわかったり、お子様の歯の異常を早く発見することができます。

また、歯医者への苦手意識もなくなります。歯が生えたら歯医者さんへお越しくださいね。

 

祖師ヶ谷大蔵駅前(祖師谷・砧)の歯医者なら谷村歯科医院

 

 

 

 

 

 

 

★世界で一番歯が多い動物はサメ・カタツムリ・メダカのどれでしょう?
正解→カタツムリ!

カタツムリはなんと1万本~2万本以上歯があるのです!

ちょうどダイコンなどをおろすのに使うおろし金に似た小さい歯がたくさんあり、表面をけずりとって食べるそうです。

ちなみに、ホオジロザメは約300本、メダカは約 1,000 本も歯があるそうですよ。

 

★世界で一番歯が大きい動物はクジラ、ヘラジカ、ゾウのどれでしょう?
正解→ゾウ!

ゾウには立派な牙がありますが、実はあの牙は、人間にもある側切歯(真ん中から二番目の前歯)が伸びたものなのです。

その重さはなんと100kgを超えることもあります。

 

★キシリトールも食べ過ぎると虫歯になる?
正解→ならない!

キシリトールは、砂糖と同程度の甘味ですが、虫歯の原因にはならない代用甘味料です。

キシリトールは唾液の分泌を促したり、プラークが付きにくくなる働きがあります。

タブレットやガムを上手に取り入れて、虫歯予防をしましょう!

 

★歯周病で命を落とすことがある?
正解→ほんと!

現在、日本では、65歳以上の高齢者の死因の第4位が肺炎といわれています。

肺炎と歯周病とは関係ないだろうと思うかもしれませんが、そうではありません。

誤って気管に入った(誤嚥)唾液中の歯周病菌などが肺に感染して起こる『誤嚥性肺炎』が、多くの高齢者の命を奪っているのです。

歯周病の予防をすることで肺炎の予防にもつながります。

 

★こどもでも歯周病になることはある?
正解→あります! 実は大人だけでなく、こどもも歯周病になることがあります。

実際には、歯周病の前段階の歯肉炎であることが多いのですが、口腔内が不衛生だったり、免疫力が落ちていたりすると、この状態が悪化して歯周病(歯周炎)に進行することがあります。

 

★虫歯は治療すれば治る?
正解→厳密に言うと治りません。

転んで傷ができたり骨が折れても、ほとんどの場合きれいに治ります。

しかし歯は他の組織と違って再生能力がないので、治療しても元通りにはならないのです。

保険の金属で治療した歯は錆びたりして5年程度で二次虫歯になるというデータがあります。

そのため、当院では頑丈で劣化がなく白い色のジルコニアやセラミック(e-max)を使った自費治療をおすすめしています。

白くてきれいなだけでなく、歯とぴったり接着して一体化できるので、大切な歯を長持ちさせることができます。

 

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★なぜ、治療した歯に虫歯ができるの?

 

虫歯ができてしまったけれど、ちゃんと治療したからもう安心と思っていませんか?
残念ながらそれは間違いです!一度治療したところがまた虫歯になってしまうことを、『二次カリエス』といいます。
実は一度削った歯は虫歯のない削っていない歯に比べて虫歯になりやすくなります。
なぜかというと、一度歯を削って詰め物をしたり、かぶせ物をしたりした歯には、詰め物の劣化や食いしばり、歯ぎしりなどでミクロの段差や隙間が生じてしまい、そこから虫歯菌が侵入するからです。
虫歯菌は、歯を酸で溶かしてくぼみを作っていきます。これが虫歯です。
しかし通常は、絵のように歯の周りがエナメル質という固い組織で守られており、歯に穴をあけるのには、とても時間がかかります。
これに対して歯の中にある象牙質は軟らかく虫歯菌に溶かされやすい性質です。
一度歯を削ってエナメル質がない場所は、虫歯菌が侵入すると、浸食されて歯の中の神経である歯髄まですぐに広がってしまうのです。

★『二次カリエス』予防のためにできることは?

■毎日の歯磨き
いちばん大切なことは毎日の歯磨きです。
一度虫歯になってしまった箇所は、歯磨きがしづらく歯垢がたまりやすい場所です。
歯磨きをする際は、自分の口の中のどこが治療後の歯なのかを意識しながら、丁寧に歯を磨きましょう。

■定期的に歯科医院に通う
どんなに丁寧に歯を磨いても、歯磨きだけでは60%程度しか歯垢が落とせません。
落としきれない歯垢は歯科医院で徹底的にきれいにしましょう。
虫歯の早期発見にもつながります。(定期検診に通っていれば虫歯ができないということではありません)

■二次カリエスになりにくい材質(セラミック)を選ぶ
当院では、虫歯治療の際には保険治療と自費治療をお選びいただけます。
保険治療で使用する銀歯は、セメントで歯と銀歯の間を埋めて機械的につけているだけです。これを『合着』と言います。 
金属は熱いものを食べると膨張し、冷たいもので収縮します。
温度変化を繰り返すことで、接着剤が剥がれてすき間に虫歯菌が侵入することがあります。

また、プラスチックとセラミックを混ぜた白いCAD/CAM素材は、歯よりも柔らかいので食いしばりや歯ぎしりがあると、欠けたり割れたり、歯との間にすき間ができたりして虫歯菌が侵入することがあります。
つまり、保険治療は5年ぐらいで虫歯を繰り返し、最終的には歯を失ってしまう可能性があるのです。

自費治療でお選びいただけるセラミックやジルコニアは、レジンセメントを介して歯と『接着』でき、分子レベルで一体化します。
剥がれにくく細菌を浸入させません。
見た目も本物の歯と見分けがつかないくらいきれいです。
二次カリエスになりにくく長持ちするので長い目で見ると保険治療を繰り返すよりも経済的で通院回数も減り、抜歯のリスクを減少させます。
そして、歯磨きと定期予防で健康なお口を長く維持しましょう。

 

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2024年1月1日『令和6年能登半島地震』が発生しました。

この度の大震災で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

災害時は、慣れない避難生活の疲れやストレスから免疫力が落ちます。

水が不足し口腔内が乾燥し、歯磨きの頻度が減ると、お口の中の細菌が増え、虫歯や歯周病のトラブルだけでなく、風邪やインフルエンザなどの感染症のリスクが高まります。

中でも誤嚥性肺炎は、全身の健康に影響があります。

いつ起きるかわからない災害のために、日ごろから意識し、備えておきましょう。

 

★事前に備えておくこと
避難グッズに口腔ケア用品を入れておきましょう。
・歯ブラシ…使い慣れた種類の新品を入れておきましょう。
・液体歯磨き…水がなくても歯磨きができる液体歯磨きがおすすめです。
・その他入れておくと安心なもの…歯磨きシート、デンタルフロス、歯間ブラシ、キシリトールガムなど

 

◆入れ歯をお持ちの方
・入れ歯ケース…避難所には入れ歯を置く場所がないかもしれないので、ケースを忘れずに!
・入れ歯洗浄剤…入れ歯を清潔にたもつことが健康につながります。
※就寝中などの避難では入れ歯を忘れがちです。入れ歯がないと食事はもちろん会話にも困ります。
避難の際には『入れ歯持った?』と声を掛けあいましょう。

 

★災害時の口腔ケア
◆唾液を出す工夫をしよう
非常時にはなれない生活のストレスから、唾液が出にくくなることがあります。

唾液には自浄作用があり、お口の中を清潔に保つ働きがあります。

唾液腺は耳の前やあごの周り、舌の下にあります。両手の指の腹を押し当てて、優しく円を描くようにマッサージしましょう。

また、ガムをかんだり、人とおしゃべりをしたりすることもおすすめです。

 

◆水がないときの歯磨き
・少ない水で歯を磨く方法
①    約30ml(大匙2杯程度)の水をコップに準備する。
②    水で歯ブラシをぬらして歯磨きをする。
③    合間に歯ブラシの汚れをティッシュなどでふき取る。
④    コップの水をすこしずつ含み、うがいをする。

 

◆歯ブラシがないとき
食後に少量の水やお茶でうがいをする。
ティッシュやハンカチを水でぬらして歯の汚れを取る。

普段から定期検診に通って、災害時でも虫歯や歯周病が悪化しないように心がけましょう!

 

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明眸皓歯(めいぼうこうし)とは、『ぱっちりと開いた明るい目と白い歯』という意味で、世界3大美女の一人、楊貴妃を指す言葉です。

現代では美人を表す言葉とし定着しました。 昔から人々は、美しい歯に憧れを持っていたのですね。

 

ホワイトニングは、クリーニングでは落ちない汚れを、歯を削ることなく白くする方法です。

歯の表面にホワイトニング剤を塗り、歯の中にある色素を分解して白くしていきます。

色々な方法がありますが、歯科医院で実施している医療用のホワイトニングではシェードガイド(図のような指標)で5段階程度、白くすることができます。

 

歯が白いと笑顔に自信を持つことにもつながります。新年を白い歯でスタートしましょう!

 

★歯の変色の原因には 2 種類ある
歯の着色の原因には、外因性の変色内因性の変色の 2 種類があります。

 

外因性は主にコーヒーやお茶、食べ物による着色や、タバコのヤニによる汚れ(ステイン)によるものです。

これは歯科医院でのPMTC などのお口のクリーニングで改善することができます。

 

内因性の変色は、加齢によってエナメル質の透明度が上がり、黄色い象牙質が透過してみえる場合や、お薬の副作用による変色、歯の神経が死んでしまうことによる変色などがあります。

歯そのものの色が変色しているので、改善するためにはホワイトニングが必要です。

 

★ホワイトニングの種類
・オフィスホワイトニング
すべての工程を歯科医院で行う方法です。

ホワイトニング効果のあるジェルを歯に塗り、光や熱で活性化させ、歯の黄ばみを分解していきます。

高濃度の薬剤を使用するため一回でも白さを実感していただけます。

お仕事帰りなどに、美容院感覚でホワイトニングができます。

忙しい人や時間をかけずに歯を白くしたい方におすすめです。

 

・ホームホワイトニング
自分専用のマウスピースを用意して、自宅で行うホワイトニングです。

オフィスホワイトニングより白くなるのには時間がかかりますが毎日2時間程度繰り返し行うことで白さが定着し、オフィスホワイトニングより自然な白さで、さらに白さが長持ちします。

即効性よりも自然な白さを自分のペースでホワイトニングをしたい方にお勧めです。

 

・デュアルホワイトニング
上記2つの方法を併用する、当院で行っているホワイトニング(Sinsational Smile)になります。

歯の白さに対する即効性と、持続効果が期待できます。

結婚式などの大切なイベント時などにおすすめです。

※ホワイトニングの効果は半永久的なものではなく、1年程度で白さが後退します。

白さを保つために、定期的に歯科医院でホワイトニングを続けましょう。

 

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★口腔がんとは
口腔(こうくう)がんとは,お口の中にできるがんのことです。

タレントの堀ちえみさんの罹患で注目されました。

 

がん全体からみるとおよそ1%ですが、年々増加しており、30 年前と比べると約 3 倍に増えています。 

口腔がんは、初期症状のうちに発見すれば簡単な治療で治すことができ、後遺症もほとんど残ることはありません。

しかし進行した口腔がんでは、外科手術により最悪の事態を避けられたとしても、食べる、飲む、話すといった日常の生活レベルに支障をきたし、また審美障害も残してしまいます。

口腔がんは早期発見が重要なのです。

 

★口腔がんの原因
口腔がんの原因は他のがんと同様に、まだ解明されていない点も多くありますが、喫煙、飲酒、口腔内の不衛生、炎症などが関係しているといわれています。

 

◆たばこ
口腔がん最大の危険因子はたばこです。

たばこの煙には、多くの発がん性物質が含まれており、たばこを吸う人は吸わない人に比べ、約7倍も口腔がんになりやすくなります。

 

◆飲酒
飲酒は、喫煙に次ぐ危険因子です。

飲酒習慣のある人は、ない人に比べ約6倍口腔がんになりやすくなります。

高濃度のアルコールほど危険が高く、特に口底がんと関連が強いといわれています。
飲酒に喫煙が加わると、更に罹患リスクは上がります。

お酒もタバコも両方しない人に比べ、なんと約36倍もなりやすくなるといわれています。

 

◆機械的刺激
壊れた入れ歯や合わない入れ歯、一部がとがった歯や、頬の内側の粘膜を咬む癖など、慢性的な刺激も危険因子の1つとなります。

また、歯磨きをしていない、口の中が乾燥している、治療していない虫歯があるなど、お口の中の不衛生も口腔がんの原因となります。

 

★こんな症状がある場合は早めに歯科医院へお越しください!

 

□  口内炎や口の中の傷が 2 週間経っても治らない
□  口の中にしこりや腫れ、ザラザラしたところがある
□  口の中に色の違う部分がある(白斑や赤斑など)
□  口の中(舌・歯肉・頬粘膜・口唇・口蓋)から出血する
□  最近、痛みや腫れで急に入れ歯が合わなくなってきた
□  噛んでしまった場所や、抜歯後の傷がなかなか治ない
□  歯以外の所がしみたり、ヒリヒリする


上記のような症状が見られたら、すぐに歯科口腔外科を受診しましょう!
 

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実は男性に比べ、女性のほうが歯周病に悩む機会が多いということをご存じでしょうか。

女性ホルモンには、ある特定の歯周病菌の増殖を促したり、歯周組織の炎症を悪化させたりする作用があります。

女性ホルモンの分泌はライフステージによって変化します。女性特有の歯周病を理解しケアをしましょう。

 

★思春期
小学生高学年や中学生に見られる歯周炎を『思春期性歯肉炎』と言います。

歯ぐきが腫れたり、歯みがきによる刺激で歯ぐきから出血したりする歯周炎で、発症の頻度では思春期の子供のおよそ20%に見られるという報告もあります。

この思春期性歯周炎の原因は、女性ホルモンと言われています。

体の成長に伴ってホルモンのバランスが大きく変わることで歯肉炎にかかりやすくなってしまうのです。
歯周炎の初期は大きな痛みもなく、また思春期や部活や試験、受験で忙しい時期なので、知らないうちに進行してしまうこともあります。

 

★妊娠出産
妊婦さんに気をつけてほしい歯周炎が『妊娠性歯肉炎』です。

妊娠すると、女性ホルモンが大量に分泌されます。

つわりで十分に歯が磨けなくなる、食生活の変化で唾液量が減り、唾液による自浄作用が低下するなどの理由から、口内環境が悪くなり、歯周病リスクが高くなります。

 

産後も育児に手が掛かり、自分の口腔ケアをおろそかにしがちで、出産を期に歯周病になってしまうケースが多いので注意が必要です。

また、歯周病は、早産の原因にもなります。

虫歯や歯周病の治療は、できるだけ妊娠する前に済ませておきましょう。

 

★更年期
女性ホルモンのエストロゲンは骨密度の低下を防ぐ役割をしています。

更年期を過ぎると、エストロゲンが減少し、骨密度が低くなり、骨粗鬆症になりやすくなるのは良く知られていますが、歯を支える顎の骨も弱く脆くなります。

更に、歯茎が痩せてしまったり、口が乾きやすくなる(ドライマウス)ことで、歯周病リスクが高くなります。

 

★定期的に歯科医院でケアを受けましょう
毎日の歯磨きでも除去できないプラークは、放置すると『歯石』と呼ばれる状態へと変化します。

歯石になると歯磨きでは除去することができません。

歯石を放置していると表面に更にプラークが蓄積し、歯周炎が悪化する可能性があります。

 

ホルモンバランスによるお口の変化に対応できるよう、定期的に歯科医院に通い、専用の器具で歯垢と歯石を取り除きましょう。

 

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近年、体を病気から守るための『免疫』システムの中で『唾液』の成分や働きが着目されています。

口から細菌やウイルスが侵入しますが、第一の防波堤となるのが唾液なのです。

唾液には免疫効果のある抗菌物質や抗体が存在しています。

 

★唾液の抗菌物質と抗体

 

◆Ig A(免疫グロブリンA)
唾液の中の抗菌物質の中でエース的な存在なのが、Ig A(免疫グロブリンA)です。

Ig A(免疫グロブリンA)は、口からウイルスが入ると、ウイルスが粘膜に付着しないように複数のIgAがくっついて取り囲んで無力化します。そして、唾液がそれらを洗い流すのです。

 

また、IgAは、身体の免疫の6割を担うといわれる腸の環境と相関関係があります。

唾液中のIgAは、口内で細菌やウイルスを除去して、悪玉菌が腸内への侵入するのを防ぎ、腸内フローラのバランスを保つことに寄与します。

腸内フローラのバランスが良いと、腸から産生される免疫物質の質が良くなり、更に口内のIgAの質も向上するというわけです。

 

◆ラクトフェリン
近年ラクトフェリン入りのヨーグルトが発売されて話題になったので、ご存じの方も多いかもしれません。

ラクトフェリンは、細菌の生存に必要な鉄を細菌から奪い取り、その活動を停止させます。

また、ウイルスが生体に結合するのを阻止することもあります。

一般的には腸内環境を整える成分として知られていますが、歯周病菌の生育を抑制し、バイオフィルム(プラーク=歯垢)の形成を阻害するという研究結果も報告されています。

 

◆リゾチーム
細菌の持つ細胞壁を構成する物質を分解することで、細菌が機能できなくなるようにします。

リゾチームは細胞壁を持っている多くの細菌に働きかける抗菌性をもっています。

 

★唾液を増やそう

 

◆唾液腺マッサージ
唾液を増やすためには唾液腺マッサージがお勧めです。

毎日数回のマッサージを1年くらい続けると唾液量は増していきます。

 

舌下腺・・・親指を立てて、顎の下を押すように10回程度刺激する。
顎下線・・・手をグーにして顎の下にはめるように置き、後ろから前へ10回程度動かす。
耳下腺・・・耳の下より前を人差指、中指、薬指で回すように刺激する。10回以上繰り返しましょう。

 

◆歯科医院でみてもらおう

唾液が出にくい、臭いが気になる、よだれが止まらないなど、気になる症状があるときは、すぐに歯科医院を受診しましょう。

 

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★アルツハイマー型認知症とは?

 

 アルツハイマー型認知症は、脳内にたまった『アミロイドβ』という異常なたんぱく質により神経細胞が破壊され、脳の萎縮がおこる病気です。

通常は『アミロイドβ』は分解されて排出されるのですが、何らかの理由で排出されずに蓄積されると、脳の情報伝達が悪くなり、脳の機能が低下してしまうのです。
 認知症を防ぐためには、『アミロイドβ』の蓄積を防ぐ必要がありますが、歯周病菌が『アミロイドβ』の生成、蓄積を促進させることがわかりました。 歯周病になると、歯周ポケットと言って、歯と歯茎の間に溝が生まれます。

中等度の歯周病の場合、歯周ポケット周辺の炎症のお口の中の総面積は、「手のひらくらいの大きさ」(歯周ポケット5ミリ範囲の炎症×28本=72平方センチメートル)と言われています。

その傷から、歯周病菌が血流の中に入り込み、全身に流れて行ってしまうのです。

 

★歯周病を予防しよう

 

 歯周病は、細菌により歯を支える組織が破壊されていき、最終的には歯が抜け落ちてしまう病気ですが、ただ歯が抜けるだけでなく、アルツハイマー型認知症をはじめ、糖尿病、狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎、メタボリックシンドローム、早産、低体重出産など、様々な全身疾患に関係がある恐ろしい病気です。
歯周病予防の基本は歯垢や歯石がつかないようにすることです。

そのために、毎日の丁寧な歯磨きと歯科医院での定期的な歯石除去が大切です。

今回は、毎日行う歯みがきですぐに実践できる、歯周病予防に役立つ磨き方のコツをご紹介します。

 

①歯磨きのルートをきめる
 歯磨きの道順を決めておくと、磨き忘れがなくなり、スムーズに磨くことができるのでオススメです。

例えば、下の左側〜右側〜上の右側〜左側へなど、自分のルートを決めましょう。
大事なのは、途中で近道をせず、一筆書きをするように、ゴールにたどり着くように磨くことです。

 

②歯間ブラシやデンタルフロスで、すき間の汚れをしっかりと落とす

 歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れには、歯間ブラシやデンタルフロスを使用しましょう。 お口の中の形状は人それぞれ。歯間ブラシなどは、数種類の太さがありますので、誤って使うと、歯肉や歯を傷つけたり、汚れが落ちない可能性もあります。自分に合っている道具はどれか?歯科医院で相談しましょう。

 

③歯ブラシの交換日をきめる
 新品の歯ブラシを使用したときの歯垢除去率を100%とした場合、毛先が開いてしまった歯ブラシでは60%程度しか歯垢を落とせません。毎月歯ブラシの交換日を決め、常に清潔で歯垢除去率の高い状態の歯ブラシで歯磨きをしましょう。
 歯磨きやお口のケアでわからないことがありましたら、当院スタッフにお気軽におたずねくださいね。

 

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