東急ホテルズのゲストのための「コンフォーツ」は、季刊から隔月刊となっています。

VOL68に掲載された私の連載も、第32話となりました。

 

 『真ん中の席』

  若くして亡くなった兄の墓参に、主人公は毎年、兄の二人の親友たちと出かけています。

  小さな旅のように。

  いつまでも独身の主人公は、「ゆきっぺ」と呼ばれ親友たちに何かと案じられています。

 

  兄のいる人が羨ましく思えた時期がほんの少しあったかな。

  兄は無口であってほしいとか、勝手に想像して。

 

 

  兄の親友たちにそんな思いを託しつつ書いてみた短編です。

 

 

 

 今号の特集は、横浜です。

 

 港町としての横浜。

 

 熱くなりすぎず、それでいて丁寧に、洗練された誌面作りだといつも感じています。

 

 

http://tokyuhotels.meclib.jp/ComfortsDigital_Vol68/book/index.html#target/page_no=1

 

 デジタル版でも誌面は読めます。

 よければお付き合いください。

 

 シウマイ娘、という人たちがいたのをはじめて知りました。

 シウマイが無性に食べたくなりました。