こんにちは、院長の谷口です
今回は肘内障(ちゅうないしょう)について書いていきたいと思います
さて、今回メインの
肘内障を一言で表現すると「肘が脱臼」している状態です
もう少し細かく説明すると
肘内障は幼児「2～4歳」位に発生しやすい肘脱臼の事を言います
っと、肘内障の詳しい内容に入って行く前に
少し、肘関節について書いていきたいと思います
なので・・・
ここからは、当院マスコットの「ホネホネ君
」と心こもった院長の絵で説明していきます
」と心こもった院長の絵で説明していきます少し説明長くなるかもしれませんが・・・
良ければ最後までご覧下さいませ
いぇ〰い
でわ、まず最初に
当院マスコットの「ホネホネ君」
」
そして、そんなホネホネ君の右腕。
右腕の写真を見てみると
実は、人間の腕は3本の骨で構成されているのが分かります
何故
腕に三本の骨があるかというと、腕を上手に動かす為です
例えば
手首が動く時にも、骨は巧みに動いてくれます
①手のひらが上を向いている状態。
② 手の甲が上を向いている状態。
皆様気付きましたか
②手の甲が上を向いている状態では、骨が交差しているのです
骨だけの写真を見てみると
①手のひらが上を向いている状態。
②手の甲が上を向いている状態
どうでしょ
意外と骨が動いているの分かって頂けましたか
なんでこんなに腕骨の動きが良いかというと
それは
肘関節が軸になって動いてくれてるからです
肘関節のアップ写真
ざっくり絵で書くと↓↓
⬆⬆の骨が滑車の様にコロコロ回ってくれるので腕がスムーズに動いてくれます
そして、骨と骨が動いてる最中に外れないように靭帯(じんたい)がくっついています
このように、肘の関節は「滑車の様な骨と靭帯」によって強固に構成されているのです
おしまい
って、ちょっと待った
大事な
肘内障(ちゅうないしょう)の説明がまだですよ
では、
なんで幼児は肘内障(肘の脱臼)なりやすいのか
皆様、その原因は何だと思いますか
筋肉
？
？違います
靭帯
？？
？？違います
骨
？？
？？・・・
正解です！！
！！そう
幼児の肘関節が脱臼しやすいのは、骨が原因なのです
骨がどう原因かと言うと
幼児の骨が未完成な所に原因があります
先程のコロコロ回る絵をもう一度ご覧下さい
⬆⬆が大人の肘です。
そして、⬇⬇が幼児の肘。
比べると
このように、幼児の場合は
滑車部分の骨が完成してないので、靭帯から骨が外れやすくなっているのです
⬆⬆のように、肘関節の骨と靭帯が外れる(脱臼)を肘内障と言います
どうでしょう
幼児が肘内障(肘関節脱臼)になりやすい理由分かって頂けたでしょうか
さてさて
その他にも気になる事ありますよね
そう、一番大事な
発症原因
でも、これは凄く単純で
腕を無理やり引っ張る際などに起こりやすいです
言われたら当たり前の事なのですが
肘内障なりやすい「2～4歳」というのは、体はまだ未完成
なので
言うこと聞かないからといって、腕を無理やり引っ張るのは脱臼しやすいので御注意を
因みに
肘内障になっている幼児の反応は「痛みで突然腕を動かさなくなったり、痛みで泣き続けたりします」
もしも異常だなと思った場合は
当院でも、肘内障の脱臼整復して治療出来ますので
お困りの際はご連絡下さい
谷口鍼灸整骨院
骨盤矯正センター
芦屋市呉川町11-23
TEL 0797-24-6205