部活のちょっと卑屈な二人に勧められて最強の二人を見た

身体の自由が効かないが、なかなかユーモアの心を持った大富豪のお爺とスラムの思い切りのいい貧困層の黒人青年の物語

映画の出だしはパリのオレンジ色の電灯に照らされた、綺麗な道をスポーツカーでぶっ飛ばすシーンから始まる

earth & Wind.Fireのセプテンバーの挿入タイミングによりこの映画のハイセンスさが全て表されている

セプテンバー知らない人は是非一度夜の車で神戸を走りながら聞いて欲しい
もし免許持ってないなら免許を取ろう、TOYOTA
それか免許持ってる恋人つくろう、ほととぎす

道を外れたことが無い富豪の人々が無茶苦茶な黒人くんに惹かれ、ともに踊り出す
新しいものに惹かれる人々
視聴者もどちらかといえば青年に着いて行く側の心境で見ることになるだろう

新しいこと
話は変わるけど、大学生活において新しいことを探していた
少し正解がこのセプテンバーに見つかった

それは海外にあった
具体的に言えばタイのバッポン通りにあった

いわゆる歓楽街であるバッポン通りにはゴーゴーバー(一階がBAR、二階が風俗)といわれる店が軒を連ねる

その店の前には、それまたセクシーな女性が手招きしてこちらに視線を送る

そのエロすぎる視線の雨を抜けて、少し目線を店の中に向けると、中では爆音のダンスミュージックと共に無数のポールダンス娘

やましい興奮がないこともなかったが、あまりの異世界に震えた
君の価値観は小さいね
ってタイが言ってる気がした

なぜか自分もポールダンスすることになるとは思いもしなかったし、そのポールダンスは僕の人生において有益かはわからないけど、とにかくポールダンスから豊かな想像力を貰ったことに違いは無い

ファンファーレと熱狂
なるほど小山田君