こんにちは、暇人たにやんです。
日曜日の読売新聞の書評欄に「本よみうり堂」と言うコーナーがあります。
このコーナーには様々な分野の専門家が読書委員として選任され、その時のお勧めの本を紹介します。
ミステリー作家の宮部みゆきさんもその読書委員のひとりで、本書は2015年〜2019年の5年間の書評の中から宮部さんが気に入った128冊が掲載されています。
どこから読んでも構わないのでいわばこの本のエキスだけをつまみ食いするような感じです。
目次を見て、私の候補本は以下の2冊です。
➀「捏造の科学者 STAP細胞事件」(須田桃子著(文春文庫))(2015.2.1分)
②「清張鉄道1万3500キロ」(赤坂隆二著(文春文庫))(2017.12.3分)
➀は例の「STAP細胞はあります!」の小保方晴子さんの事件ついての本で、この事件があってからもうかれこれ10年近く前になるんですね。
いまだに新鮮にこの時の記憶が蘇ります。
この本の帯にもあるようですが、要点は「誰が、何を、いつ、なぜ、どのように捏造したのか」です。
この「なぜ」の部分が解明されずに今も引きずっています。
「捏造することで誰が利益を受けたか」ですね。
10年近く経過した今、もう一度、読んで見たいと思いました。
②については、私自身も松本清張のファンでした。
当時、松本清張の本を貪るように夢中て読みました。
夢中になった出発点は「点と線」です。
この本は「松本清張を読む乗り鉄」と言うことで松本清張シリーズ本を旅の研究と記録として残した本です。
「乗り鉄」からの意外な側面より松本清張を読んで見たいと思います。
皆さんもこの本でつまみ食いをしてから新たな出会いの本を探してみては如何ですか。