こんにちは、暇人たにやんです。
今年もあと数日になりました。
このほど、社人研(国立社会保障・人口問題研究所)が2050年までの日本の人口推計を発表して予想通りの数字なのであまり驚かなくなりました。
社人研によると、2020年の日本の人口を100とした場合、2030年には92%、2050年には83%になるというものです。
社人研は厚生労働省の外郭団体ですので、国よりの発表になるのでひいき目に見ても、30年後の2050年には2000万人もの日本の人口が減るということになりますね。
この現象は既に30年前に予測されていたことなので数字は特にびっくりするものではありません。予測通りです。
地区ごとの推計を見ると東京以外はすべて減少し、特に地方ではその傾向が加速度的に減少して行く構図です。
2050年に30%以上減るところは、ワースト県は秋田、青森の2県で40%前後減少します。
次が岩手、高知、長崎が35%減となっています。
全体が沈没する中でこれらの県は特に減少幅が大きく、危機的状況にあるように思われます。
人口減はその地域の体力がなくなることであり、ひいては、日本の国力の低下につながります。
人口減少と同時に高齢化も進んでいます。
これも予測通りでむしろ速まっている感がありますね。
人口減少は社会基盤を維持するためには人口が大きな要素ですが、それが減少するとなれば私たちの生活環境が今まで通りには維持できなくなることになります。
このまま続くと日本は間違いなく破綻していきます。
その記事の横に2024年度の国の予算が発表されました。
その中身は、歳出を見直さないため、国の借金(国際)がどんどん膨らむ予算です。
国の借金の残高は現在、1270兆円もあるのにさらに借金を増やす予算になっています。
借金を先送りばかりしてどうするのでしょう。
無策の政治が進む中、裏金作りに精を出す政治家たちのだらしなさが空しく感じられます。
ますます住みにくい日本になっていくことに暗い気持ちになりながら残り少ない今年を過ごす日々です。