【5/14 市スポーツ施設の活用及び整備等に関する特別委員会】 | 谷井おさむのゼロ距離市政

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【5/14 市スポーツ施設の活用及び整備等に関する特別委員会】

 

橿原運動公園の整備に向けた基本構想策定の業務が始まります。基本構想の策定にはコンサルティング業務を委託し、6月にプロポーザル方式で業者選定を行い、7月中旬に決定する予定です。

基本構想には、橿原運動公園の北東用地を取得し、新中央体育館と屋内プールの整備が含まれています。

 

 

新しい体育館は、現中央体育館の1.8倍程度の大きさになる見込みです。

また、屋内プールも併設され、橿原市のスポーツの拠点となるでしょう。

プールの具体的な大きさについてはまだ決まっていませんが、最低限、25M×10コース、水深2.5M~0.8Mの可動床、観客席が必要です。このスペックがなければ、学校の授業と水泳大会の誘致を両立することは難しいでしょう。

12コースで水深3Mにすれば、アーティスティックスイミングの全国大会も誘致可能です。しっかりとした施設を整備していただきたいと思います。

 

※新たに橿原市が用地取得を計画している場所

 

 

 

 

また、今日の委員会では4年間休止になっている橿原市総合プールについての報告がありました。

令和6年度も橿原市総合プールは残念ながら休止になりました。

4年間休止していたプールを再稼働させるには約8,700万円が必要と試算が出ています。

さらに、ジャンボスライダー、滑り台、その他の付帯設備を修繕するには多額の費用が見込まれます。現実的には再開は難しいでしょう。

 

令和4年3月に出された橿原市スポーツ施設計画では、レジャープール、競技用プールともに廃止の方向性が示されていますが、市が廃止を正式に決定できないのは、次の計画が定まっていないからだと個人的には思っています。

 

 

いずれにせよ、令和13年には国民スポーツ大会が開催されます。

それまでに市のスポーツ施設の整備を完了する必要があります。