島根県といえば!錦織圭かWEST-AUTOが有名ですよね(←たとえのクセがすごい!?)
今回はS15シルビアのお客様にHKSから新発売されました「GT3RSタービン」を装着し、WEST-AUTOの斉藤さんにダイナパックでセッティングしてもらいました
そしてその実力はいかに!?
車の仕様はいたってシンプル
車検対応マフラーで前置きインタークーラーにむき出しタイプのエアクリーナーとよくあるパッケージ
純正エキマニでスロットルも小径のターボスロットルを使ってます
そこに今回加えたメニューは
HKS GT3RSターボ
HKS IN&EXカムシャフト STEP1
1.5mmヘッドガスケット+ARPヘッドスタッドキット
HPI スポーツ触媒
NISTUNE フルコン(純正コンピューターをV-pro並のフルコンに変えちゃうキット)
それにともなうインジェクターやR35エアフロの交換等
SRのポン付けタービンでは定番の仕様ですね〜
NISTUNE(ニスチューン)はほんとにすごいです!昔のロムチューンとは比較にならないほど細かいエンジンマネージメントができます
日産ユーザーがマジでうらやましい!トヨタ用の「トヨチューン」とか出してくんないかな〜(^▽^;)
そして肝心なのがこれらをうまく調和させるためのセッティングです
よくわかっていない人がセッティングした車は、走っていてもホントに気持ちよくないですからね〜
斉藤さんのセッティングはホントに乗りやすい
本人は「普通にやってるだけですよ(笑)」といいますけどね
毎回いろいろセッティングの「いろは」を教えてもらってます♪
今回のデータシートは
ブースト1.0キロ(ブーコンフ)で290馬力 グリーン
ブースト1.3キロ(ローブースト)で355馬力 ブルー
ブースト1.5キロ(ハイブースト)で385馬力 ピンク
これらは係数”0”の状態での数値です(tcf 1.000)
※この数値を操作すれば、上記の数値から10%UPとか20%UPの馬力に操作することができます(←個人的には好きじゃない)
※パワーカーブがなみなみになってるのはダイナパックのセンサー精度の高さによるもので実際には体感できないレベルです
そして、実はこのグラフはそれほど重要ではなくって
重要なのは最大ブーストまでの到達時間をいかに短くできるかどうか
それが顕著に分かるのがブーストグラフです
ハイブースト(ピンク線)時に最大ブーストまで到達するのに4300回転の風量を要したということをグラフにできてます
実はこれこそが”乗りやすさ”の秘訣
例えば、最大ブーストまで到達するのに6000回転まであげなきゃいけないようでは乗りにくくってしょうがないんですよね
組み合わせるパーツのパッケージが良いと到達時間をより早くするできます
僕が見ている限り斉藤さんはここにすごく時間をかけてセッティングしていました
※ハイブースト時にブースト圧が徐々に垂れてくるのは排気効率や吸気効率がいまひとつなためです(←車検対応なのでしかたないですね)
結果的にはGT3タービンはとても優秀で、斉藤さん自身もおすすめの一品
実際に試乗してみてもいつも街乗りで使う回転数ではノーマルと変わらない乗り味で
加速が欲しい時にはおつりがくるくらいビューン!と加速をしてくれます(←街乗りでは必要ないくらい!?ww)
そして、大容量のインジェクターにもかかわらずまったくギクシャクしないし、おそらく燃費はノーマル以上にのびてくれそうです
ドリフトレースの場合、このレスポンスの良さはショートコースだったらウエストゲートの車よりも利点は多いかもしれないですね
そしてなによりも・・・
実はこのGT3というタービンはなんと日本製のタービンです(GT2は中華製)
なのできっと長く使えると思いますよ♪
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