今年も恒例の
会社の春季健康診断が
先週3月14日にありました。

その前日に、
がんセンターでの
定期検査があったので
2日続けての検査でした。

検査内容は
尿検査、身長、体重、視力、聴力、
血圧、採血、腹囲、心電図、レントゲン。

周りの同僚が半年に1回の
健康診断なのでテンションが
上がっているのに対して、
検査が日常の私は、というと
検査に慣れすぎたのと、
前日にがんセンターの検査で
血圧、採血、心電図、レントゲンをやり、
結果も全部知っているので
テンションが上がるはずもなく、
だからか、逆に周りからは
緊張してるように見えたみたで、
緊張してます?と聞かれちゃいました。

ただ、この春季健康診断は
私にとって、とても特別な日で、
私が、がんである事が分かったキッカケが
この健康診断でのレントゲンなのです。

なので、私はこの春季健康診断を
がん学年を1つ進級する日と決めています。

そしてこれで、私はがん4年生です。

1年生は、がんになった衝撃と戸惑いで、
がんになった自分を受けいれるのに
必死な1年でした。

2年生は自分が、がんであることを
忘れるくらい順調な1年でした。

3年生は、2年生とは打って変わって
がんというと病気の難しさを
痛感させられた1年でした。

そうして迎える4年目。
私はこの4年目が勝負の年だと思っています。
3年目よりも、がんという病気の難しさに
悩まされ、苦しめられる厳しい年になると
覚悟しています。

それは何故なら、
私が、尊敬して、相談させてもって、
アドバイスをもらって、
がんと向き合うことを教えてくれた、
「今日も明日もポジティブ、ポジティブ」な
私の恩人が亡くなったのが
4年目だったからです。

私はその恩人に、
私の未来の姿と重ね合わせるほど
シンパシーを感じていました

そして去年の5月、
その恩人の訃報を聞いた時、
私も4年目を乗り切れないのだろうと、
思っていました。

また、今の私の治療は決して
順調ではないことも関係しています。

脳転移はガンマナイフをやりはしましたが、
進行を抑えられている状況ではありません。

そういう状況も相まって
私はこの4年目が勝負の年だと
思っているのだと思います。

しかも、
4年目最初の検査は
4月8日にある、
私にとって最難関のMRI。

否応にも4年目を意識してしまいます。