救急搬送された遺体が、受け入れ先の救急医に瓜二つだった・・・。

そんなところから、ストーリーは始まります。

 

考えたら実際にあってもおかしくない話ですが、あまりにも似ていると、確かに「何か関係があるんじゃないか?」なんて、思ってしまうと思います。

救急医・武田は旧友の城崎とともに調査を始めるわけですが・・・ここで気になったのは「タイトル」なんですよ。

なんで「禁忌?」なんですよね。

最初はまったく繋がりません。

全然つながりません。

でも、調査を進めていくうちに・・・ん?となります。

そして、「へぇ・・・ほぉ・・・」となりながら、最後は「うお!まじか!」となりました。

最後は「禁忌」も納得しました。

 

山口先生はこれがデビュー作ということなんですが、医療用語もわかりやすく書かれていて、とても読みやすかった印象です。

インパクトも強くて、先が気になるし、結構頭に残っています。

ただ、前半はいいのですが、後半はちょっと抵抗のある人が出てくるかなぁ?と思いました。

あとは、最後が急展開でしたね。

それが理由かな?と思います。

 

城崎先生の物語が続編のように出版されるみたいなので、楽しみです。

 

 

 

 

 

歩行者天国に現れた「王子」と名乗る男性。

彼は「人魚」を探していると言います。

タイムリミットは17時。

果たして「人魚」は見つかるのでしょうか…。

 

青山先生の作品は本当に好きです。

必ずどこかで誰かがつながっていて、短編集のようで、そうでない。

そして、ほっこりと読み終われる読了感。

いや、本当に好きです。

 

ただ、この上を行くだろうと思われた作品が6つあったというだけなんですね。

でも、実際は1位であってほしい、そんな作品です。

 

 

いや、笑ったらあかん作品なんでしょうけど、終始ニヤニヤとしながら読んでました。

中身はとても真面目な話です。

社会的な問題を絡めた内容なんですが…視点が(汗)

ストーリーはイメージしやすいですし、読みやすかったので良かったんですが、イメージしやすいということは…ちょっと(汗)

ずーっと頭の中であれが出てきてしまいます(汗)

 

評価は分かれると思います。

好き嫌いとか生理的にとか、そんなところで分かれるかなと思います。

内容は本当にいいんです。

気になる方には読んでほしいなと思います。

 

 

タイトルの通り、「小説」をテーマに書かれた小説です。

BSテレ東の「あの本、読みました?」でも紹介されてましたが、どう考えても「小説」というタイトルしかつけられなかったようです。

 

「小説は読むだけじゃだめなのか?」

このフレーズが妙に頭に残っています。

小説を読むということを考えさせられた1冊であったことは間違いありません。

 

中盤から後半にかけて、妙に哲学的になっていったのがちょっと難しかったなという印象です。

 

これ以上はネタバレになるので書けませんが、読む人が読めば、この作品も上位に食い込むんだろうなとは思います。

 

もし僕が書店員なら、違った角度の本としてお薦めすると思います。

 

 

バレエ振付師 春について、4つの視点から描かれた作品でした。

最後に春自身の言葉で全てが集約されていたかなと思います。

すごいなって思ったのは、1人のことについて、約430ページにわたり綴られていること。

これは圧巻でした。

 

バレエがわからなくてもそれなりに読めます。

バレエがわかる方がより刺さるかなって思います。

好みの問題になるかなと思いますが、僕はバレエの舞台を観たことがないので、イメージする事が難しかったです。

本当にそこだけなので、お薦めされる書店員さんは多いかなと思います。

 

恩田先生の作品を初めて読みましたが、他の作品も少し気にしてみようと思いました。