さて、第1位は「カフネ」だろうと予想しました。
作品的には、僕の中では嫌な文面の作品でした。
なんかこう暗めの雰囲気が少しあるようにも思いましたし、ちょっと重いかなー?と思いながら読んでました。
ただ、読んでいるとものすごくのめりこみました。
法務局に勤める薫子には溺愛する弟がいたのですが、その弟が急死して、その弟の遺言書から、元恋人のせつなと会うところから話が始まります。
で、このせつなが嫌な感じだったし、なんか弟が亡くなったところから始まってるもんだから、もう無理~って思い始めたんですよ、実は。
ところが、このせつなの性格は、話が進むときちんとわかるようになりますし、めっちゃいい人だということもわかります。
そしてなんだかんだ言いながら、薫子と仲良くなっていきますし、気が付いたら話にどっぷりと浸かっていました。
泣けるわけでもありません。
ほっこりするか?というとほっこりもしません。
でも、この二人の関係が読者側からするととても心地が良くて、なんかいいな~って思っていたら読了していました。
典型的なヒューマンドラマだと思いますが、どこかに偏ったテーマがあるかというとそうでもないですし、僕が本屋さんなら、読んでみてくださいって言ってしまいそうです。
文面は好きではありません。
でも、作品はめっちゃ好きです。
他の作品と比べると、本当に僅差だと思います。




