Xで読む順番を発表(?)しました。

すでに5冊読み終えて・・・

 

1.熟柿

2.PRIZE

3.探偵小石は恋しない

4.殺し屋の営業術

5.ありか

 

まで来ています。

で、それを含めて7冊手元にあり、残り3冊も発注をかけて明後日到着予定ということで、読む順番を確定させました。

 

6.失われた貌

7.暁星

8.エピクロスの処方箋

9.イン・ザ・メガチャーチ

10.さよならジャバウォック

 

の順番にしました。

ほぼ、直感と気分なんですが、そうでもない部分もあります。

 

先日、この10冊が手元にないということは書いていますが、よく10冊そろえることができた(予定)なぁと思います。

なので、読む順番=購入順ということになるのですが、とにかく1年間話題が途切れなかったPRIZEと、明らかに独特な雰囲気なタイトルの熟柿を買うことに決めました。

 

こういう記事を書くと、どうしても「失礼な言葉」を出してしまうので、ご容赦願いたいのですが、とにかくどちらから読むかは決まっていました。

「熟柿」は、タイトルだけ見て「柿????果物の話???」という、とにかく変な先入観から入っています。

なので、まずはこちらから読んでいきました。

「PRIZE」は1年間話題が途切れなかったので、満を持してという感じです。

次は「探偵小石は恋しない」ですね。4冊目の「殺し屋の営業術」とすごく買う順番は悩みましたが、2月末は小遣いの都合で「探偵小石~」を購入しています。

そして、3月の月初めに速攻で「殺し屋~」を買いました。

これは正直どっちからでも良かったんです。

探偵小石~はワクワク系のミステリーだと思っていましたし、殺し屋~の方は心理学を駆使したお話しなので、どちらもワクワクして読めるなぁと思っていたからです。

5冊目「ありか」は2月28日に重版が出るということで、「買えるようになるのを待っていた」というのが理由なんですが、本屋さんに行ったら普通に並んでて、「なんやね~ん!」って思いながら、初志貫徹で2月28日を待っていました(笑)

 

さて、後半なんですが、これが実は難しかったんですね。

難しかったんですが、まず、「さよならジャバウォック」は最後に持っていくことにしました。

本当に申し訳ないんですが、伊坂作品が実はあわないようなんですね。

「パズルと天気」もタイトルがワクワクして、買って、1章の「パズルと天気」を読んでそのまま積読になっています。

作品はみなさんに支持されていて本当にいいものだと思うのですが、なぜかあわない・・・。

以前のノミネート作の「逆ソクラテス」も実は読み終えるのに1か月以上かかりました。

ちょっとそんな不安がちらついたので、最後に回しています。

と同時に、「イン・ザ・メガチャーチ」も9番目かなと思っています。

実は小遣いの都合で、これも7番目に上げないといけないのでは?となりましたが、そのまえに全冊そろうので、予定通り9番目にします。

前回の生殖記、その前の正欲とどちらも持っていますが、生殖記は昨年感想とかもかけましたし、しっかり読んでます。

しかし、実は正欲は読めてないんです。1ページ目を開いて、2行読んで、本を閉じてしまったんですね。

なんでかは自分でもわかっていません。

かなり反射的だったことは記憶しています。

昨年がかなり面白かったので、今年もきっとと思っていますが、さてどうなるかというところです。

8番目にエピクロス~を持って行ったのは、本当はトリにしたかったんですね。

ただ、9番目、10番目は訳があって、先にはめてしまったので、8番目ということになります。

となると、失われた貌と暁星ということになりますが、「ありか」のあとに暁星は違うかなと思ったので、失われた貌を先に持ってきました。

 

今年は読む順番はこだわりました。

本屋大賞の存在を知って4,5年経ちますが、10作品をすべて読むときに、読む順番によってそれぞれの本の印象が変わってしまうなと思ったからなんですね。

10冊きちんと読むには、順番を決めておかないと、途中で「積読が発生する」ことが確定するからです。

そうなると10冊読めなくなるんですよね。

 

ずーっとミステリーもしんどいし、ずーっとヒューマン系でもしんどいし。

かといって、ずーっと専門用語たっぷりの小説もしんどいですよね。

なので、しっかりと決めた順番で、1冊1冊のテイストをしっかりとかみ締めたいなと思います。

昨年の本屋大賞の予想から、ブログが止まってました。

つまりそれは、「読書が止まって」いました。


今年のノミネート作が発表された時に、「ゲッ!」と思ったのは記憶に新しいところ、それもそのはず、ノミネート作を「1冊も持っていなかった」のです。


例年3冊くらいは積読していたとしても持っていたのですが、まさかの0冊。

大賞発表までその期間は2ヶ月ほどですがなんとか10冊そろえようとして、6冊まで手元に来ました。


僕の今年のノミネートの予想としては、


問題。以下の文章を読んで、家族の幸せの形を答えなさい/早見和真

チョコレート・ピース/青山美智子

成瀬は都を駆け抜ける/宮島未奈

(敬称略)


の3作は入ったと思っていました。



問題。と成瀬は今でも積読中ですが、話題からいくと入るだろうと。

ところが入らなかった。

「なんで!?」と思っていましたが、すでに読んだ4冊が答えかなと。


熟柿/佐藤正午

PRIZE/村山由佳

探偵小石は恋しない/森バジル

殺し屋の営業術/野宮有

(敬称略)



この4冊を読み終えて、レベルの高さを感じました。

前出の3冊は話題性そして、レビューからしても絶対に素晴らしい作品なんです。

ただ、それを超えた作品が集結したのだと思わざるを得ません。


以前書きましたが、僕は本が好きなのであって、読書は好きではありません。

ですが、こんだけレベル高いものが集結すると・・・読んじゃいますよね。

さて、第1位は「カフネ」だろうと予想しました。

作品的には、僕の中では嫌な文面の作品でした。

なんかこう暗めの雰囲気が少しあるようにも思いましたし、ちょっと重いかなー?と思いながら読んでました。

ただ、読んでいるとものすごくのめりこみました。

 

法務局に勤める薫子には溺愛する弟がいたのですが、その弟が急死して、その弟の遺言書から、元恋人のせつなと会うところから話が始まります。

で、このせつなが嫌な感じだったし、なんか弟が亡くなったところから始まってるもんだから、もう無理~って思い始めたんですよ、実は。

ところが、このせつなの性格は、話が進むときちんとわかるようになりますし、めっちゃいい人だということもわかります。

そしてなんだかんだ言いながら、薫子と仲良くなっていきますし、気が付いたら話にどっぷりと浸かっていました。

 

泣けるわけでもありません。

ほっこりするか?というとほっこりもしません。

でも、この二人の関係が読者側からするととても心地が良くて、なんかいいな~って思っていたら読了していました。

 

典型的なヒューマンドラマだと思いますが、どこかに偏ったテーマがあるかというとそうでもないですし、僕が本屋さんなら、読んでみてくださいって言ってしまいそうです。

 

文面は好きではありません。

でも、作品はめっちゃ好きです。

他の作品と比べると、本当に僅差だと思います。

 



神奈川県在住の母と息子の話です。

息子の航太郎はリトルリーグで活躍し、神奈川県の名門高校で野球をするかと思ったら、縁もゆかりもない大阪の新興校で野球をすることを決意し、親子ともども大阪へ。

そして、そんな航太郎を寮に預けながら、自分も大阪で保護者会の一員として奮闘していく。

ざくっと言えば、そんな話です。

 

めちゃくちゃいい話で、早見先生は「あの本、読みました?」の中で「自分の亡くなった母親と対話をしながら書いた、そんな作品です」と話されてました。

 

いや、ほぼすべては最初の10ページに描かれています。

あれがすべてだと僕は思っています。

その10ページがあるから、あとの話がぜんぶ頭に入ってきます。

強烈なイメージが頭の中に浮かんできます。

 

あと、出てくる最強の学校・山藤はきっとあの学校がモチーフなのかな?と思いますし、実は、航太郎の通う希望学園も元女子高で共学に変わって野球部ができて強豪・・・といえば、実は大阪のあの学校なんですね。

そう、この2つの学校は、今や大阪を代表するあの2校なんじゃないかな?と思っています。

違っていたらすみません(汗)

 

「高校野球」というテーマを考えなければ、この作品は大賞を獲ると思います。

ただ、「高校野球」というテーマがあるので、どうだろう?という疑問が残ります。

疑問があるからこの順位予想です。

 

それでも唯一なんです。

泣けた作品は、これだけです。




 

さて、第3位ですね。

この作品はちまたでは「最初はめっちゃおもしろい、でも徐々にシリアスになっていく・・・」と専らの評判でした。

そう聞いたら、なんか、後半面白くないんかな?って思ってたんですけど、後半もしっかりと楽しませてもらいました。

 

クラスの人気者「山田」が夏休みが終わる直前に交通事故で亡くなった。

この山田があまりにも2-Eが好きすぎて、もっとみんなとしゃべりたいと思っていたら、教室のスピーカーに憑依したというところから始まります。

クラスメイトと山田は本当に仲が良くて、各章楽しませてもらいました。

ただ、年数が経った時の描写がきっちり描かれていて、そうなるよなーと共感できることもたくさんありました。

 

万人にうける作品だと思いますし、大賞を獲ってもおかしくないと思います。

ただ、僕が引っ掛かったのは、この作品は「男子校」なんですよね。

男子校のネタをどれだけ受け入れてもらえるかがカギだと思います。