【ニューヨーク3日時事】週末3日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、米独立記念日(4日)の振り替えで、外為を除くすべての金融市場が休場となったことを受けて超閑散商いの中、小動きにとどまった。午後5時現在は1ドル=96円03~13銭と、前日午後5時(95円91銭~96円01銭)比12銭の円安・ドル高。
前日は、米雇用統計の悪化を背景に、早期の景気底打ち期待を織り込んだリスク投資の巻き戻しが進み、円相場は上伸。しかしこの日は、市場参加者が極端に限られる中を、96円を挟んで方向感のない商いとなった。
来週8~10日にはイタリア・ラクイラサミット(主要国首脳会議)が開催される。サミットで準備通貨に関する合意はないとみられるが、「(サミットと同時に開催される新興5カ国会議などで)発言が出てくれば、基軸通貨としてのドル売りが進み、相場が振れる可能性がある」(邦銀筋)という。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3975~3985ドル(前日午後5時は1.3998~4008ドル)、対円では同134円15~25銭(同134円30~40銭)
前日は、米雇用統計の悪化を背景に、早期の景気底打ち期待を織り込んだリスク投資の巻き戻しが進み、円相場は上伸。しかしこの日は、市場参加者が極端に限られる中を、96円を挟んで方向感のない商いとなった。
来週8~10日にはイタリア・ラクイラサミット(主要国首脳会議)が開催される。サミットで準備通貨に関する合意はないとみられるが、「(サミットと同時に開催される新興5カ国会議などで)発言が出てくれば、基軸通貨としてのドル売りが進み、相場が振れる可能性がある」(邦銀筋)という。
一方ユーロは、同時刻現在1ユーロ=1.3975~3985ドル(前日午後5時は1.3998~4008ドル)、対円では同134円15~25銭(同134円30~40銭)