【第1部】景気低迷の長期化懸念を背景にした米国株安につれて、日経平均株価は前日比60円08銭安の9816円07銭、東証株価指数(TOPIX)は同3.40ポイント安の920.62と、3日続落して取引を終えた。東証1部の62%が値下がりし、32%が値上がりした。
 出来高は18億7071万株、売買代金は1兆3545億円だった。
 業種別株価指数(33業種)は、銀行業、卸売業、電気・ガス業が下落した一方、輸送用機器、電気機器、ゴム製品が上昇した。
 個別銘柄では、みずほFG、中央三井の大手銀行株が下げ、三住海上が軟調。三菱商、住友商の商社株が売られ、東電、関西電の電力株も軟調だった。半面、トヨタ、ホンダが買われ、デンソー、ブリヂストンがしっかり。アドバンテス、東エレクが強含み、GSユアサがにぎわった。
 【第2部】8日ぶり小反落。ラオックスがストップ安、森電機が売られた。半面、ハネックスが大幅高、大幸薬品が値を飛ばした。出来高8288万株。