新年度、障害の谷間を埋める新法が施行されます | 谷博之オフィシャルブログ「やまこえ谷声」Powered by Ameba

新年度、障害の谷間を埋める新法が施行されます

下野新聞記事 にありますように、
本日障害者総合支援法の一部が施行されました。

昨年6月に成立したこの法案作りに、
私は2009年夏の政権交代以降、
与党の責任者として深く関わってきました。

本日施行されたのは、
障害手帳をお持ちでない難病患者も
ホームヘルパーなどの障害福祉サービスが
受けられる
ようになることで、
の目玉の一つです。

ご関心のある方は、ぜひお住まいの自治体の
障害福祉課お問い合わせください。

障害の谷間をなくし、地域生活への移行
障害の社会モデル化を規定した、
障害福祉の流れ
を大きく転換する画期的な法律です。


昨年3月に関係団体への説明で配布した資料
ご覧いただけば、この法律にかけた民主党政権の
思いをご理解いただけると信じています。

なお、本日から福祉サービスの対象となるのは、
従来から国が難病として指定してきた130疾患、
すなわち難治性疾患克服研究事業の対象疾患と
関節リウマチのみです。遠位型ミオパチーなど、

指定を望む数多くの希少難治性疾患にも今後
早急に対象拡大を進めていかねばなりません。

そのためにはまず難病の範囲を拡大する、つまり
難病の谷間をなくす取り組みが必要です。
その法案の卵も昨年8月に民主党政権でとりまとめました。

法案化は与党でいる間には間に合いませんでしたが、
今の政府与党にも、民主党の産んだ卵からヒナを孵すよう、
「責任野党」として、精一杯とりくんでまいります。

めざすは参院選後、秋の臨時国会での法案提出です。
「難病対策の法制は私の初当選以来のライフワーク。
がんばります。