バスクバーナ540xp mark3
本日の除伐作業で購入後、初めて使いました。
雪でズボズボ埋まる傾斜地250mの上り。
現場の1番上側の奥から手をつけるので重いチェーンソー持ち歩きたくないし、植栽木が細めの現場だからという事で出番となりました。
実際、超軽い!めちゃ軽い!
軽さも一つの性能ですね。
チョーク引いてスターターロープをエンジンが掛かるまで引く。初爆と言う段階をなくし、いきなりエンジンが掛かる機構が装備。
チョークを戻す一手間が必要なくエンジンが始動します。少しそのままエンジンかけておいて、アクセル吹かせば作業可能な状態になります。
慣れるとやっぱり楽に感じますね。
エンジンの掛かりも良好。
流石に40ccクラスの排気量なのでアドレナリンが沸くことはなかったですが、それなりに回るエンジンでした。
1.1mmタイプのバーとソーチェーンーが標準なんですが、切削抵抗が少ない分、やたら切れました‼️
さく〜っと、カッターナイフで豆腐を切るかの如く!(ちと大袈裟ですが…)
さく〜スパ〜っと切れます。これは気持ちがいい!
比較的硬いミズナラもスパ〜っと切れました。
絶対的なパワーが無いので、無理は禁物。
バーが木のテンションによって挟まれたりした場合、無理に引っ張ると簡単に曲がってしまう事でしょう。無駄金使いたく無いので、少し気を使いながらの作業にはなりました。
1日使ってみての感想は…
軽いし、ほどほどエンジン回るし、刃は切れるしで、私的にはアリな一台です。
雪解けかなり進んでいますが、山肌にはまだ雪が積もっています。
本日の最高気温、➕20度!
めちゃ暑かった!
林齢若目で細い木の現場や細い侵入木が多い現場での作業は十分こなせます。バーも16インチの長さがあるので、30cmクラスなら玉切りも苦じゃ無いかな。
今日の現場はツルが酷くて、つるに埋もれて何が何だかわからなくなっちゃっている木を細かく刻んでばかり。頭の高さよりも上側にあるツルなどを断ち切る為、結構振り回してましたが、軽くて良かった!と思いながら仕事してましたよ。
仕事を終えて帰宅後に、540xp mark3の分解掃除を始めて行いました。クラッチカバーを外してエンジン本体側を見ると、殆どゴミは無かった。フラットなカバーで覆われていてゴミは全部下に排出されている模様。
クラッチカバー側は少しドライな感じでゴミが堆積していたので、チェーンオイルの流量をMAXに調整して明日1日使ってみて変化を確認しようと思います。
⬇︎分解掃除後の状態
⬆︎クラッチ中心部の穴はニードルベアリングにグリスアップするための穴です。さすがプロ機。
バー溝の掃除を済ませ組み付け後、バー先端のスプロケット部にグリスアップ。最後に目立てして、軽くデプス落としておきました。
明日が楽しみです。