明治維新から丁度150年、激動の一世紀半だったと愚生においても
想うところであります。そんななか、146年前の明治5年(1872年)に
横浜でガス燈が灯されたのが日本のガス事業の始まりで今の東京ガス
のルーツであります。(初代社長は何と我が埼玉の渋沢栄一侯)
因みに日本の電力事業は132年前の明治19年(1886年)に東京
電燈(今の東京電力のルーツ)が事業開始しました。
動乱の明治5年にガス事業を興した先人へ敬意と、更なる地域貢献
への願いを込めてモニュメントとして、弊社屋の玄関にガス燈を建立し
夜にはノスタルジックにもささやかな明かりを灯しています。
戦後70年に渡り電気・ガス事業が地域独占においての安定供給体
制で貢献・発展してまいりましたが、平成23年の原発大惨事から自由
供給・地産地消供給体制へ変革しつつ更なる地域発展に向け愚生ら
のエネルギー供給業も「地域総合エネルギー業」・「地域総合サービス
業」に成長し存続して行くようになりました。
地域経済の循環にも地域企業の存続理由が求められるなか、時々
ガス燈を見つつ社員一同努めてまいりますので引き続きましてご愛顧
賜れますよう重ねてお願い申し上げます。 拝