珍しい修理を受けました。

↓ お祖母様の形見の指輪 


この隙間は?石座はどこへ?

元は1キャラットのダイヤが留まっていたそうなんですが、そのダイヤをお母様がネックレスへリフォーム 戻ってきたらこの状態だったと。

真ん中のダイヤが有ったところがそっくり切り取られていますね😳 それで、残ったこの腕の部分だけで新しく何かにできないでしょうか?とお孫さんからのご相談でした


私からのご提案4型描いて1番の好感触でしたのは

・この隙間を新しいプラチナ地金を足して溶接

・綺麗にヤスり、指輪成形

・斜めにメレーダイヤを彫り留め

・指輪の余白部分へ唐草彫りを入れる 


このデザインに決定↓


両側面にアラベスク文様を彫ります

アラベスク文様は唐草模様ともいい、家族繁栄を表すラッキーモチーフ お祖母様お母様お孫さんと3代続く指輪にピッタリなモチーフだと思ったんです

大体のデザインは決めて、石留めのラインや彫りのスタイルは職人さんにお任せしました


出来上がり 修理後


アラベスク文様、綺麗😍


InstagramにUPしました動画です

修理前・修理後で見ると全然雰囲気違いますね…というか別物みたい😳とても素敵になりましたよね😊


デザイナーの手に掛かれば大抵の事は出来る!なんて、ちょっと大袈裟な言い過ぎ😙


フルオーダーではなくとも、修理として今回のような指輪でも直してお使い頂けます。

気になるジュエリーお持ちでしたら、諦める前に一度ご相談ください。


いつもブログをお読み頂きありがとうございます♪