ちょっと「死」について考えてみた。
とは言うものの、小難しい死の概念とか、哲学的なもの、そんなもんじゃ無くて、
理想の死に方、とか、
男らしい死に様、とか、
苦しまない死、とか、
家族に看取られながら、とか、
そんなもん?とも違う。
兎に角、おいらの希望する死に方、くたばり方、消え去り方、の理想的な現象。
死んだら?死んだ時?瞬間?その後の、おいらの行く末。
それは、
ヴァンパイアが、吸血鬼が、太陽光を浴びたり銀の銃弾で打たれたり、胸に杭を打たれたり、して
呆気なく体から煙を出して灰になり、粉微塵で風に飛ばされる様な、
そんな感じで、数秒で跡形もなく、呆気なく塵芥みたいに、軽く儚く無意味に消え去りたい。
取り敢えず、死亡証明とか、通夜だ葬儀だ焼却だ埋葬だとか要らぬ。そうすれば誰にも迷惑かけないし。
その際、別段死後には誰の記憶にも残らなくてもいい。
勿論、葬儀なんぞは不用。
墓?入らない入らない。
灰になり風に飛ばされて、勝手に散骨になり、路傍の電柱に吹き溜まり、犬にオシッコかけられて。
運?がよければ風にのり、海やら山やらに辿り着ければ、散骨葬の体裁も保てよう。
そんなんでいいや。
勿論、
電柱に献花?要らない要らない。
そんなんが、おいらのくたばり方の理想論。
ただし死ぬ迄は生きている訳で、敢えて生への固執を公言するならば、
「ウチの猫坊主の先には、おいら死ねん」
生への固執かこれ?まあいいか。
兎に角、先には死ねん。
路傍のたり記。
