悪魔と契約した男達 | 路傍のたり ひねもすのらくら記

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面倒臭がりにして、出不精。
そんな僕の、箏とコントラバスと猫と音楽、
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出鱈目に、ひねもすのたりのたり、と
のらりくらりと、自堕落に書きなぐる。
      
そんなブログ


ニコロ・パガニーニ
セルゲイ・ラフマニノフ 


これら、天才音楽家が抱えていたと伝えられる共通の遺伝性循環器疾患伝性疾患がある。


その遺伝性循環器疾患の病名を、


「マルファン症候群」という。


蜘蛛指症、とも言われるこの病気は、 
長身と長い蜘蛛の様な手が特徴で、異常なほど柔軟な指の関節を持つ。

故に超人的な超絶技巧が可能だとされている。

悪魔に魂を売って、悪魔じみたテクニックを身につけた、と云われる所以だ。


そこでおいらは、悪魔に魂を売った、てので有名なのもあるけど、
その見た目(特に指)で、マルファン症候群じゃないか?と昔から思っているブルースマンがいる。

クロスロードで悪魔と契約して、テクニックを獲た男。

デルタブルースの伝説。


ロバート・ジョンソン、だ。




何だ?この指は。


悪魔じみているよ、こんな指。




そんな彼、女癖は最悪だったらしい。
1938年に酒場経営者の女に手を出し、毒入りのウイスキーを飲まされ毒殺されました。享年27才。まさに教科書通りの天才の死に様です。

しかし悪魔もまた、契約金(命)の回収、早すぎるっての。もう少し待ったらんかい。






路傍のたり記。