おひさしゅうございますヘ(゚∀゚*)ノ


今日は、胃癌のお話などいたしましょう。


癌は現在、死亡率top3の一角を担う大魔王、死亡率こそ肺癌よりましですが、数は肺癌よりも大多数で出現してきます。ましてや、手術不能例においては死亡率は肺癌と変わらず最悪の予後を誇ります。

とはいえ、手術できる症例では5年生存率6割程度はあり、内視鏡技術の進歩によって極々早期の胃癌が発見、治療が行われる現状に至ります。要は、ちゃーんと検診受けてれば、早期発見早期治療から完治してしまうものが多いということでぃす:*:・( ̄∀ ̄)・:*:


今は検診ってどうっすか(ノ゚ο゚)ノ


ほいほい、がってんだε=ε=ε= ヾ(*~▽~)ノ


現在検診項目として検討されているのは、

①胃透視・X線検査(俗に言うバリウム検査)

②ヘリコバクターピロリ検査

③ペプシノーゲン検査

④胃内視鏡検査

ですねー。

まぁ、ガイドラインを参照するとー、、、http://canscreen.ncc.go.jp/pdf/guidebook/iganbook.pdf

http://canscreen.ncc.go.jp/guideline/igan.html

         

①は、バリウムという造影剤と胃を膨らませる発砲剤を飲んで、レントゲンで撮影する検査です。

 以前から行われて、実績もある検査ではあります。ましてや、推奨レベルも高く、効果が実証はされています。加えて、胃の硬さの評価もできるため、スキルス型と従来いわれてきた粘膜下を這う様に広がり、一見して内視鏡では判りにくいタイプの胃癌の発見にも有効です。が、、、、、( ̄□ ̄;)

 高齢者などは結構造影剤が腸内残存してしまい、出てこないケースや、診断に熟練を必要とするなどの問題も多いのが事実です。特に昨今、、、、浴びる照射線量が取りざたされます。実際には結構な時間放射線を浴びますので問題として見逃せません。ガイドラインでは、その点についての指摘が甘いといわざるえません。特に撮影時の間接撮影時の照射時の被ばく線量の事にしか触れておらず、実際には撮影の前段階でも照射は行われておりますので、被爆は撮影時の被爆だけではありません。また、、、、、検診で異常が発見されれば結局内視鏡をおこなうんでしょう(`・ω・´)?


②ピロリの検査

 内視鏡検査で採取した胃粘膜から、検査するウレアーゼ迅速法、菌の産生する尿素量を評価する呼気法、血液・尿の抗体検査、便の抗原検査などあります。実際には、検診の応用としては血液・尿・便からの検出が現実的ですが、内視鏡を受ける方は迅速方の方が簡単です。まぁ、、現状は内視鏡はコストや手技を行う医師の確保の問題もあり、検診ではやりたくてもできないのが実情と考えるべきなのでしょうが、、、、、、

http://www.47news.jp/feature/medical/2011/05/post-541.html


③ペプシノーゲン検査

 胃粘膜の萎縮(老化ですかね・・・)を評価する検査の一つで、採血検査です。これは、一部の早期の胃癌に対して有効である事が言われており、補助手段として有効といえるでしょう。

http://www10.plala.or.jp/towns/pepsinogen.htm


④内視鏡検査

 これは、胃のレントゲンと異なり、白黒の影絵ではなく、放射線も使わない、、、、、良い検査でしょう。

 しかし、検診としての症例が集めにくく、安定もしないため現状では、検診としての実績・証明が少ないという認識であり評価が低いのが実際です。また、コストも高く、採算性に乏しいことから、なかなか現実味がないといった認識があると思います。が、、、内視鏡技術の進歩はすばらしいものがあり、NBI(ナローバンドイメージング)や拡大内視鏡の応用で、見る人が見れば、その場で診断がついてしまうような早期胃癌症例も沢山います。が、、やはりコストが高く、検診ではむずかしいんでしょうねΣ(・ω・;|||  


要は、気になる人は、税金という枠にとらわれず、自分で内視鏡検査を受けることがいんではないでしょうか~~~♪(*^ ・^)ノ⌒☆(あ、投げた・・・・)


検診についてどう考えるかは、人それぞれです。検診はなにやってんだー!といってみても仕方ないのです。自分の命は自分でまもるのでぃす(`・ω・´)v

一応当方は、検診も重要ですが、節目節目でドックなんかで内視鏡行うことをお勧めします。もちろん、そのときはピロリ菌も調べてもらってくださいまし~(;´▽`A``


うんでは、今日はこのくらいにいたしますですはい。


つづくぜぃΣ\( ̄ー ̄;)