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昨日のブログ 「緩和ケア医師が語る 安楽死 」 で大変重要な点を書き損ねてしまったので補足させてください。
日本で安楽死が認められるようになるには大きな価値観の変化が必要だ。
自分の人生は自分だけのもの。
この国の人ならば一度は耳にしたことがあるであろう 「自分の命は自分だけのものではないんだよ。」
私は学校でそう教えられた記憶がある。
「自分を産んで育ててくれた両親に申し訳ないと思わないの?!」
「あなたを応援して支えてくれてる人を悲しませてもいいの?」
自分の人生は親のものでも周囲の人のものでもなく自分だけのものなんだ、という発想、価値観が本人にも家族にも周囲の人間にも必要だ。
では家族は、周囲の者達の気持ちはどうなるのか?
家族も周囲の人間も患者のことを第一に考えてるはずだ。患者が苦しむことを望んでいないはず。
病気で苦しむ子に頼まれて親が自殺幇助をするという事例もある。
家族と周囲の人間は本人の意思を尊重とする努力を、本人は罪悪感と戦うことになるかも知れない、この国の人が価値観の発想転換を得られるまでは。
そしてそれを得るためには議論が必要だ。
自らの 「生」 と 「死」 を自らの意思で決めるために。