豊岡から山陰線を西へ行ったことがなかった。
豊岡から普通電車に乗り換え、円山川に添って走ると「城崎」である。
イメージからして、海辺にあると思っていたら、内陸。
ホームには、カニのディスプレイがあり、平日というのに人が多い。
寒さと雪、そして冬の味覚の代表カニは人を惹きつけるものがあるらしい。
ほかほかの温泉と冷気の組み合わせは、私も最高と思う。
城崎を発ち、さらに西へと向かう路線は、ローカルだが旅情も最高だ。
時折、見える海岸は、鈍色の空と白波、どこまでも無垢なイメージ。
地図を見ると、幹線道路は179号線、9号線であり、なかなか海をながめなら
走ることができない。
そして、クライマックスは、余部(あまるべ)鉄橋。
下から見上げる鉄橋の構造美の雄大さとはうらはらに、鉄橋を渡る時間は少なく
実感もないが、もいいが、そこを渡ることは一瞬であるが、やはり目の御馳走は海である。