7月教室だより | ピアソラの蜜柑

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オレンジの街での生活

2024年7月 教室便り107号

 

いつ梅雨に入るのか?と思っていましたが

とうとうじめじめした季節の始まりですね!

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

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子供絵画教室では6月は全員で全国コンクールの作品作りをしました。

今年のお題は「これ、さいこう!」

子供達最初は「えー?さいこう?どーゆーこと?」と言っていましたが

「ま、要するにごちゃごちゃ考えずに何でもいいから自分の一番好きなこと描いてよ!」

と言うと「そりゃあ一番好きな物って言ったら推しに決まってるじゃん!」

「ゲーム!」「土曜日の夜と日曜日の朝!」「宿題のない日!」「ラーメン!」

「パパがゲームの課金してくれたこと!」「推しのライブに行きたい!」

「学校のない日!」などなど大笑いです。そりゃそうだ!全部正しくて激しく同感!

コンクールの主催者の大人が思う「清く正しい子供らしさ」とはかけ離れた

現役の子供達の本音。みんなには「悔しいだろうけど「ゲーム」だけは大人が思う道徳的に

多分絶対に賞に入れてもらえないからそこだけは我慢して大人に合わせてあげて」と説得し

「ゲーム」以外のお題で今年も楽しい絵を沢山描いてもらっています☆乞うご期待です!

 

コンクール作品が終わって一息ついてから夏休みのポスターの制作に入ります。

このポスターは小学校によって応募作品の種類が微妙に違います。

私の手元には応募要項の紙がないのでおうちでお保護者の方と一緒に学校で配られた

応募要項の紙を見て何のポスターを描くのかだけは決めて来て下さい☆

子供達と一緒に全力でいいポスターを完成させます!

 

そして長い夏休み始まりです☆中学生の子供達はみんな部活や勉強キャンプなど

忙しい夏の始まりですね。これまで約10年、縁あって沢山の子供達の

色々な進路を見てきましたが私が(きっとこの子は希望通りうまくいくだろう)と

思う子の特徴は比較的早い段階でざっくりでいいので希望の進路を決めている子です。

そしてそれを口に出している子。(進路は3年生になってからでいいや、

それまで勉強頑張ってその時行ける高校を選べばいいや)と思いながら勉強をするのと

「〇〇高校に行きたい!」としっかり目標を定めて勉強するのでは

目指すところが違うので当然結果も違います。

「行ける高校」ではなく「行きたい高校」に行くことがベストだと私は思います。

勿論「〇〇高校」の最終調整は中3になってからでいいのですが

中1、中2のうちに家族の中だけでも今の自分よりも少し背伸びした目標を設定して

口に出すことをお勧めします。本人的にも目標が定まっていればあとはその目標に向かって

正しいプロセスを踏んで正しい努力をしてそこに向かって一歩一歩着実に

歩いて行くだけなので気持ちが揺れることもないし集中できると思うのです。

例えば中1で目標をざっくりとでも決めればまだ残り2年もあります。

道中ではすべてが順調にいくとは限りませんしスランプに陥ったりすることも

絶対にあると思います。でもまだ時間はたっぷりあるので巻き返すことができます。

英検も同じです。なので英検も自宅でテキストをどんどん進め手ごたえを感じたら

できるだけ巻きの姿勢で受験していって欲しいと思っています。

 

余談ですが私はいつもこのパターンでした。

「根拠のない自信に満ち溢れたビッグマウス(←亡くなった母によくそう言われていました笑)

だったので小学校の時から周りの大人が失笑するくらい大きなことを口に出していました。

でも一旦口に出してしまうと引っ込みがつかなくなってしまうのです。

(言っちゃったからには恥ずかしいからやんなきゃ!)と思って努力します。そしてそれが

いつしか現実になります。でももしうまくいかなくて私を笑いたい奴がいれば好きなだけ

笑えばいいんです。笑われたくらいで人は死なないし、その笑った人間は

100%私と同列にいる人間ではない。言霊というものは必ずあります!

 

夏休み、中学生の皆さん精一杯楽しんで考えてそして頑張って下さい!

7月も元気一杯笑顔いっぱいでよろしくお願い致します!          

 

ミズエ