いちじくの奪い合い | ピアソラの蜜柑

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オレンジの街での生活

言わずもがな・・・絶賛毎日いちじく出荷中の我が家です。

 

愛知県はいちじくの生産量日本一なんですが

そもそもいちじくの生産量自体が高齢化と温暖化の影響でものすごく少なくて

年々減少しています。

 

でもいちじくを欲する人は沢山いる。

 

我が家はJAに卸しているのですが市場でいちじくをゲットできなかった中卸業者が

沢山いてその中卸業者たちが直接生産者に注文をお願いしに来るそうなのです。

勿論JA価格より高い値段で。

 

中卸業者達の下ろし先は松坂屋などのデパートやレストラン、ホテル、

有名パテイシエなんかが個人で購入するとかなんかだそう。

 

今朝、あるルートから連絡が入り、「今日何パックできる?」とゆーので

「200くらかな」と言うと

「120分けてくれ!値段は言い値でええで。現金ですぐ払うで。」

と。お金に名前が付いてるわけじゃないし、

JAと専属契約しているわけじゃないので勿論了解!

 

昼過ぎに取りに来て行き先を聞くと↑に書いたような話を聞き、

中日の落合監督なんかの有名人も今回の中卸業者からよく購入するそう。

 

世の中の仕組みは「需要と供給」なので希少価値のあるものや質の良いものは

こんな風に先に個人で中卸でこちらの言い値で売り、

余った分はJAに引き取ってもらえばいいんだよ、と大成功している

豪農のママ友の旦那さんが前に言っていたことを思い出しました。

 

絶滅危惧種絶滅危惧種!

と私よく叫んでますいちじく・・・近い将来本当にそうなると思います。

 

ミズエ