火の神様 | ピアソラの蜜柑

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オレンジの街での生活

先日の夕方、回覧板組のおばあちゃんが「こんにちはぁ!」とやってきました。

「火の神様なー500円だけどこの冬いるかい?」とな。

さほど宗教に関心のない私は500円といえども一瞬どうしようか迷いましたが
この昔ながらの地域の慣習の中でこれから生きていく私達は郷に入れば郷に従えじゃ!と即決。

↑の500円の迷いの部分は微塵も見せずに


「それじゃぁ、火の神様一人くださいな♪」



といって火の神様おひとりGET!

お持ち帰りさせていただきました。

こちらがその神様♪

じゃじゃん!

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夕方洗濯物を取り込んでいるときにお隣の奥さんにその話をしたら

「そうねぇ、火の神様はいいかもしれないわね。
よく御祓いしてもらって5000円とかそういうのは明らかに商売だけど
ここら辺はまだ薪ストーブや火鉢、だるまストーブを使っているおうちが多いから
火の神様がひとり、この一冬いてくださってもいいかもよ♪」

とな。

迷信っちゃー迷信だけど、こんな昔ながらの地域に住んでいると
不思議とさほど違和感を感じないし、そう言われてみれば奥さんの言うとおり
この冬の火の安全を祈って神様をおひとりおうちにお呼びしておいてもいいかも♪と。

神様がいるだけで少し気が引きしまるというかなんというか・・・。

人の心とは不思議なものです。

この神様、神棚じゃなくて食器棚の上からブランコ家の安全を見守ってくれていることでしょう。

よろしくお願いしますョ!(500円もしたんだからねネ!)

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先週末は町の文化展でした。

ジャイちゃんの保育園で書いた「家族の絵」が展示されているというので
お買い物の帰りにちょっと寄ってみました。

そのバザーで買ったお皿。

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一枚100円。

体に障害のある方が作ったお皿。

狙った感じの子供の落書き風がめちゃめちゃかわいい!

左の青磁っぽい色のお皿は
ほそーいカラフルな色鉛筆のような線がいっーぱい入っていて真っ先に一目ぼれ。

右のお皿は絵そのものは幼稚園児が描いたみたいなんだけど
明らかに幼稚園児の作品ではなくお皿の裏側にもさりげなくイチゴの絵が入ってる。

昔はこういった素人さんの作品には見向きもしなかった私。

もちろん今でも高額なプロの作品はもちろん素晴らしいけれど
こういう素人の方のなんだか心の温まる作品もまたいいなぁーと感じる今日この頃。

人って変われば変わるもんだー。

大事に大事に使わせてもらいます♪

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アルバロ男爵が収穫した大根。

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これから大根の繁忙期が始まるそうでいやになるほど今年は大根が食えるそうな。

この大根早速お料理しましたがバカウマです。

無農薬の掘りたて。

そのまま夕方すりおろしてちりめんジャコで食べたらなんと甘いの!

辛くなくて甘い!

アルバロ男爵本人もオドロキのウマさ!

こういうステキな食材が手に入ると料理をする方も気合が入る!

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ふろふき大根、名古屋風鶏の手羽先、大根の葉っぱと油揚の炒めもの。

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ちらし寿司、さつまいもの豚肉巻き、大根のお味噌汁。

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肉じゃが、ガリシア風のタコ、もやしとニラの炒め物、揚げかぼちゃ餃子、ほっけのひらき。

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たっくんの大好物のレンズ豆の煮込み。

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赤インゲンのリゾットと肉じゃが。

「肉じゃがをたくさん作って残りをコロッケにしたらうまいぜよー!」と
ひでこちゃんに教わったので多めに作ったけれど結局残らなかった。あはは。

今晩はひでこちゃん作のおでん♪(楽ちん!ひゃっはー!)


ミズエ