それでもここはいい気候の街です。
気候的にはバレンシアと似ているか更に少し暖かい気がします。
マンションも全部屋にバルコニーがあって日中はすごく日当たりがいいので冬は暖かそうです。
(その代わり夏は暑そうだけど・・・)
ジャイちゃんの幼稚園も絶好調で先生たちはみんなかわいくて優しくて
お友達もどんどんできていって園生活自体は毎日楽しくなっていくみたいですが
やはり急の変化なので多少興奮気味で夕方アルバロ男爵が迎えに行くと
パパを見た途端に緊張の糸がぷつんと切れるようで我が儘の言い放題。
カシノス村に転入した時も6月日本の幼稚園に転入した時も
そういえば1週間くらい家に帰ると手のつけられないくらいの暴君ぶりを発揮したものでした。
そんなわけで心と体が適応するまで、1週間くらいは仕方ないかなと。
大人は「まだ小さい子供だからすぐ慣れるから大丈夫。」と言いつつも
確かにそれはそうなんだけど
やはり小さな体と発展途上の心に負担になっていることは間違いないので
少し申し訳ない気持ちです。
子供に大切なのはルーチンワークと安心感に包まれた規則正しい生活、
これが心身ともに子供の健全な成長に必要かと改めて思います。
そんなわけで子供のためにもとりあえずブランコ家の次の移動は
最低でもジャイちゃん達が小学校を卒業するくらいまでは我慢しようと思うので
これから徐々にゆっくり地盤を固めていきたいと思います。
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私のスーパーパート生活も
鬼ババァに「3日くらいは使えるかどうか様子を見る。」と言われていたのですが
3日目に行ったらもう既に事務所のパソコンに
私のデータとタイムカードが入力されてあったので
どうやら「使える」と判断されたらしいです。
鬼ババァはほんとむっちゃくちゃ怖いので
パソコン入力されたタイムカードの自分の名前を見た時に
もう後戻りできないぬかるみに踏み込んでしまったような気持ちになって
正直微妙な気持ちになりました・・・。
あーあ・・・。
事務所のバイトの女の子が
「実は私もキッチンで入ったんだけど
鬼ババァに「おまえは使えないっ!」って言われて受付の方に捨てられたの。
でもあなたできるらしいからがんばってね・・・。応援してるから♪」
と言っていることとは裏腹に安堵の表情の中に
ちょっぴり優越感の混じった微笑を浮かべて
そして最後に深い同情のまなざしでそう言われました。
とりあえずパートの後のお風呂はやっぱり気持ちがいいし、
多少体も引き締まってきた気がします。
鬼ババァは鬼ババァであるだけに使っているものは冷凍食品といえども
手順を一切手抜きをしないし、お米の炊き方ひとつとっても
とぎ方一つからものすごくうるさく細かく指示されるんですが
確かにその通りに炊くとお米の艶と味が全然違ってくるんです。
そしてその中でもいくつか鬼ババァが手作りしているものはものすごく美味しい。
昨日の賄いのトロロ蕎麦なんかバカウマでした♪
餃子も美味しいし、野菜のかき揚げなんかさっくさくのジューシー、
今日のつけ麺も美味しかったー♪
もう早速、皿洗いから移動させられて調理の方のしごきに入らされています。
(私は本当はずーっと皿洗いが良かったのに・・・)
オムレツの中の卵をとろとろにしたままケチャップライスをきちっと入れる方法や
美味しいラーメンスープの作り方やかつお出汁のとり方や
しっかりとしたコシのあるお蕎麦の茹で方などなど
大変だけど将来自分の為にも覚えておいて
決して損になる技術ではないのでま、良しとします。
そしてやっぱりその後の温泉は最高♪
シャンプー代もせっけん代もガス代(ウチはLPガスなので高いのです)も浮く上に
たっぷりお湯を使ってのんびり手足を伸ばしてお湯に浸かってサウナで汗を流して
お肌つるっつる。
どれだけしごかれてもお風呂から出ると復活して
「明日もがんばろう!」という気持ちになれる。
今日は名古屋から毎週水曜日にやってくるという社長さん(まだ50前後くらいのわりと若い社長)
が来て初めて挨拶したのですが、そのうちもう少し慣れてきたら
「ここでアートメイクの眉毛刺青なんかやってみません?」と誘ってみようかと。
とりあえず図太くしぶとく逞しく転んでもタダでは起きず
今いる状況を100%フルに活用して楽しく元気に生きていこうと思います。
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ウチのベランダから見える日本の秋の空。
ブログに写真を載せられるくらいまでやっと精神的に落ち着いてきました・・・。
やれやれ・・・。
スペインから送った引越し荷物も来週名古屋港に入港だそうです。
そろそろ涼しくなってきたのでナイスタイミング。
これでこの荷物が届いたらやっと本当に落ち着いて冬を迎えられそうです♪
ミズエ