発熱 | ピアソラの蜜柑

ピアソラの蜜柑

オレンジの街での生活

月曜日にグラナダから帰ってきました。

帰りは途中でアリカンテの小さな村の広大な土地で
ペットホテルとヨークシャーテリアのブリーダーをしている叔母さんの家に寄ってきました。

私はこの叔母さんにお会いするのは去年の彼女の結婚式以来二度目で
その時ジャイ子はまだ私のお腹の中にいたのでジャイ子のお披露目もかねて
暖炉の火の前の古い木のテーブルでワインとお昼ごはんをご馳走になってきました。

実はここへ寄ったもうひとつの重要な目的は・・・



ちょうど生まれたばかりのヨークシャーテリアの赤ちゃんがいたら譲ってもらえないかなぁ・・・、



と期待していたのです。

しかし残念なことにちょうどいい子はおらず、叔母さんは
「もしも急いでいないのならこの夏にいい子をももちゃんへプレゼントするわよ。」
と言ってくれたので夏まで待つことにしました。

久しぶりに死んだアブリルそっくりの兄弟姉妹達や昔の恋人に会ってきて
もう早くこの夏に我が家にやって来る子に会いたくて私達はうずうずしています。

実は名前まで既にもう決まっているのです。
「アブリル(4月)」の次に来る子だから「マージョ(5月)」

でも「マージョ」は男の子の名前だから女の子の名前で「マヤ」に決定しています。

早く夏が来てマヤに会うのが待ち遠しい・・・。

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ところでグラナダの結婚式は「一体どこの国のお姫様の結婚式?」と言うほど
三日間に渡ってのすごいお祭りでした。

ジャイ子は予想通りここでもハッスルで花嫁を差し置いて
どこにいても舞台中央にずうずうしくしゃしゃり出て初めから終わりまですっかり主演女優でした。

そしてその疲れがどっと出たのか、お姫様は昨夜から発熱しほっぺたを赤くしています。

ふぅ~、私はまったく息つくヒマもありません・・・。

そんな訳でグラナダのお話は次回にします。

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先日のマミーからジャイ子へのお誕生日プレゼント。

ピアソラの蜜柑

マミー作・油彩
題・赤い服の少女

ピアソラの蜜柑

マミー作・鉛筆
ジャイ子の鉛筆デッザン3作目。

お嫁に行くとき「いらない!」と言っても嫁入り道具にこっそり忍ばせようと思います。

ミズエ