昨夜明け方腰の痛みで目が覚めたので
「もしやこれは前駆陣痛!?」
と思い、目をぎんぎんに開いて待ち構えていたのですがどうやらただの腰痛だったようです。
アブリルの手術が月曜日に決まり、
この期に及んで私が唯一気がかりなことは、ももちゃんとアブリルの手術が重なることです。
ミ・「アルバロ、お願いがあるの。
もしも月曜日に何か起こったら、必ずアブリルをとにかく優先して!」
ア・「?」
ミ・「ももちゃんは私ひとりでも生めるからとにかくアブリルをっ!アブリルの手術を優先してっ!」
ア・「でも物事には優先順位ってあるでしょ?」
ミ・「お産なんてねー太古の昔からみんなやってきてるの。
あなたがいなくても私は大丈夫だからっ。アブリルをっっっ!」
ア・「悪いけどそれはできない。
もしも重なったらシルビア(アルバロ男爵の上司)がアブリルの面倒見てくれることになってるから。」
ミ・「そんなんじゃだめだめだめっ!」
とにかくそんなことでもめている最中です。
ミ・「アルバロがそんなこと言うなら、
ももちゃんには悪いけど私はアソコにワインのコルクで蓋でもして
少なくともアブリルの手術が終わるまで出てくるの待ってもらうからねっ!」
ア・「・・・・・・・好きにしたらいい。」
ついでに今日アリ・オリの巣を覗くとなんと卵が4つに増えていました・・・。
てか前の3つはもう賞味期限切れてるんじゃないか・・・?
最後の最後まで落ち着かない我が家です。
ログローニョにいるアルバロ男爵のお父さん、お母さん、2番目のお兄さん、3番目のお兄さんからも
連日電話が相次いで入ります。
「アブリルはどうなったって?」
一通りアブリルの経過を話し終えた後に
「ところでももちゃんはそろそろ生まれそうかい?」
皆の関心、そして当の母親の関心までもアブリルに向けられ、
こんな逆境の運命の中、生を受けるわが娘。
きっと他に類を見ない逞しい子に育つことでしょう。
負けるな!ももちゃん!
ミズエ