今日は朝から分刻みのスケジュールでアルバロ男爵は大忙しです。
朝一でバイクを飛ばしてサニータスの検査病院に行って先日の私の検査結果を受け取り、
クリニックで私と待ち合わせて朝9時45分の予約でももちゃんの定期健診。
その後、バイクで家へ戻りアブリル姫をピックアップして11時半からアブリル姫のレントゲン検査へ
総合動物病院へと姫をお運びします。
私はその間に私の家のエレベーター設置に関する書類を受け取りに市役所へ行きます。
家に帰ってきてからは私が昼寝をしている間にスタジオに置いておく私の刺青の写真集の編集。
午後は仕事で帰宅後、更にアルバロ男爵は台所に立ってアンチョビをひとつずつ丁寧に作っています。
あっぱれ!
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ももちゃんは2100グラムに成長。
美しき成長曲線。
頭を下にしたポジショニングも完璧。
スサーナ先生が産休でいなくなった為か、
院長先生ひとりで切り回しているようでそれはそれは忙しそうです。
日本でも産婦人科医不足のようですがこちらでも例外ではないようです。
そういえばこのクリニックにお世話になることが決まる前、
実は電話で二軒断られたことを思い出しました。
(定員オーバーの為。)
そんなわけでスサーナ先生の時のように丁寧にたっぷりと時間を割いて
見てもらえるわけではありませんが(アルバロ男爵はそれが不満らしい。)
院長先生は常におっとりとした穏やかな笑顔で、しかし仕事は
てきぱきと的確に重要なポイントだけを押さえて沢山の妊婦さんの面倒を見ているようです。
看護婦さんたちも皆笑顔で気持ちのいい人たちばかりで不安はありません。
問題はナシ。
そしてやっと巷でも妊婦と認識されるようになりました。
ここまできてやっと・・・。
やっと・・・。
結局、マタニティは買わずにいけてしまいそうです。
まだまだ出産前に済ませておきたいことが山ほどあって
仕事ももうそろそろやめたいんですけど・・・と思っていた矢先・・・。
おとといの真夜中、
師匠は親友の総長の家に遊びに行って
帰りにいい気分で酔っ払ったまま総長の家の階段を踏み外し、
なんと5メートルくらい転がり落ちたそうです。
骨折すらしなかったけれど肋骨と左腕を打撲して、翌日の朝、
包帯ぐるぐる巻きで大層な松葉杖をついてスタジオにやってきてベアを凍りつかせたようです。
当然、師匠担当の刺青の予約はキャンセル。
午後、ベアから話を聞いてびっくりした私が師匠に電話を入れると
痛みで半泣きでベッドにもぐりこんですっかり引きこもっていたようです。
一通りお悔やみを言った後、
「ところでサンティ、刺青はいつから彫れそう?」
と聞くと
「・・・・・来週からはなんとかがんばるつもり・・・・。でもね、いたいよぉ・・・いたいよぉ・・・。」
「・・・・・。」
私、来月出産しなくちゃいけないんですけど・・・。
11月からもう私は来ないんだからね?
師匠、分かってる?
秋になってもさほど衰えもせず毎日しっかり予約が入っています。
夏中、散々サボりまくっていた師匠にこの予約をこなせるのか・・・?
どうなることやら。
あーもー明日も忙しいから早く寝よ。
追伸・リノのところのアスールちゃんはまだパロマの腹の中で頑張っているようです。
雰囲気では今週末だとか・・・。
ミズエ