昨夜はゲストをお招きしてお食事会でした。
テーマは白ワインベースの地中海料理です。
前日から冷やしておいた白ワインはブラン・ぺスカドール。
高いワインではありませんが、辛口で軽い発泡性があり、暖かい春の夜にはぴったりです。
つまみは毎度おなじみの生ハムとチーズ。
前菜はエビとアボガドとトマトのサラダ。
ムール貝を蒸してその中にみじん切りにしてマリネにしたタマネギ、ピーマン、トマトを詰めたもの。
テジーナというレバンテ地方で獲れる小さな貝をニンニクとオリーブオイルで炒めたもの。
北スペインの料理で半分に切ったナスをニンニクとパプリカでオーブン焼きにしたもの。
この辺でさらっと白ワインは空き、赤ワインに突入。
先日アキコに貰ったリオハのビニャ・アルダンサ。98年レセルバ。
滅多に使わない(高いから割ったら困るので)薄い薄いクリスタルのブルゴーニュグラスでいただきました。
ビニャ・アルダンサはリオハ独特の力強さと香りを持っており、更にレセルバの深みが加わりとても美味しかったです。
いつの間になくなったの?という感じであっという間に空いてしまいました。
美味しいワインって罪です。
メインはホワイトシチュー。
あえてベシャメルにはせず、シンプルに牛乳と生クリームで作りました。
私にしてはまぁまぁの出来だったと思います。
しかしそれ以前に一番大切なのは一緒に食卓を囲む楽しい会話。
そしておいしいお酒、静かな音楽、お気に入りの器、落ち着いた照明・・・。
それらが複合的に上手に重なると密度の濃い「素敵な時間」にかわるのだと思いました。
ミズエ