何かを習い学ぶとき。
テキストや指導だけが全てでは無い、と改めて思い出されたこと。
私は自分が納得しないと動けない タイプ。
それは自分の選定眼に自信が有るし、本能的な感が冴えていると自負しているから。
かつて短期間だったけれど接点があり、レッスンを取っていたマエストラ。
私は人として好きで、人として尊敬していた。
レッスン中だけじゃなく普段の会話からも、学ぶべきことが溢れていたから。
同じ様には踊れなくても、生き様を見習いたい…そんな一心だった。
その方がご自分のバースデーの際にコメントしていたこと。
家族や周囲の人たちへの感謝と共に綴られていたメッセージ。
『手放すことは負けることではない…と、ゆっくり学んでいます。
剣も盾も持たずに、ただ有りのままの自分で居られる場所と人々を見つけること。』
いつも腑に落ちる言葉を有難うございます。
会えなくても、引き続き地球の裏側から学ばせて頂いています。
義姉が旅立ち20日と少しを経過。
離れて生活していた姪達や私。
薄情に聞こえるかもしれないけれど…それぞれの場所で日常が戻っている上、訪ねていけば笑顔で出て来てくれそうな気がしてならない。
反面、近くで長い闘病を支えてきた兄と甥。
義姉の痛みも辛さも間近で共有してきた2人。
甥のお嫁ちゃんから聞くところによると、2人で晩酌しながら思い出話をしては涙、遺品の整理と膝を突き合わせては涙。
未だそんな状態らしい。
そんな彼女が放った言葉。
「2人を見ていて痛感しました、私は絶対に夫を見送ってから逝きます。
お義父さまにも長生きして欲しいし、自分たちの為にもこれからは十ニ分に健康に配慮します。」
たくましく頼もしい言葉に、皆で泣き笑いしたらしい。
先のことなんか誰にも分からない。
それでも兄や甥を深く思い遣ってくれている気持ちに、妹として叔母として感謝で胸がいっぱいになった。
最期まで夫の心配をしていた義姉。
きっとお嫁ちゃんの言葉に安心してくれているはず。
四十九日には前を向いて進めるよう、これからも見守っていてくださいね。