海に面したところにある小さな半島のような地形です。辺山半島(ビョンサン・バンド)と呼ばれ、国立公園になっています。公園内はもちろん開発が厳しく制限されており、美しい自然が保たれています。
郡の東側は湖南平野の一部が広がり、中央付近からは山がち。そして海岸線に近づき急に海になります。変化の多い地形。それだけに景色も美しいんですね。まさにアルムダウン扶安です。
北側はセマングム(新萬金)という超巨大な国家プロジェクトが進行中。巨大な防潮堤(白い点線のところ)が築かれ、海は埋め立てられてしまったけど、西側と南側の海はずっと遠浅で、干潟が広がっています。セマングム開発は自然環境にできるだけ優しい開発をする、ということらしいので、これ以上自然破壊が行われないよう節に望みます。
食べ物は海山平野がそろっている場所なので、もちろんおいしい。しかもここには味の決め手、良質な塩があります。熊沼塩田(ゴムソ・ヨムジョン)の塩ですね。これと新鮮な海産物で良質の醗酵調味料を作り、料理に使う。食べ物がおいしくないはずがありません。しかも産直ですから、保存をあまり考える必要がなく、味は他の地域よりも薄味です。
交通手段はバス、または車しかありません。旅行者にとっては結構行きづらい場所のひとつかもしれません。でも、それだけの時間をかけても行く価値のある場所だと思います。アルムダウン扶安に是非お出かけください。
交通情報を簡単に。参考にしていただければうれしいです。こんな情報も載せてよ、というリクエストもどうぞ。可能な限り対応します(のつもり)。
1.全州から行く
全州共用バスターミナル→扶安バスターミナル 50分
全州共用バスターミナル→来蘇寺(ネソサ)・熊沼行きもあり
扶安郡庁サイト市外バス時刻表
2.ソウルから直接行く
江南セントラルシティ→扶安バスターミナル 3時間10分
ソウル南部バスターミナル→扶安バスターミナル 3時間
扶安郡庁サイト高速バス時刻表
3.KTXの止まる益山・井邑経由で行く
益山→扶安 バス約50分
井邑→扶安 バス約40分
4.その他
群山・新泰院・大田・光州・仁川(市内)・などからもバス便あり。
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