いつものように
全裸になったパートナーに
赤い縄で菱縄をかける。
パートナーの白い肌に赤い縄が映え
赤い縄に姿を変えたボクの心が
パートナーの心と身体を締めあげる。

菱縄をかけらながら
縄をかけられていることだけでなく
縄が畳にあたる音にすら
パートナーは蜜をにじませている。


菱縄を身にまとったパートナーを
ふすまの前に立たせる。
梁から延ばした縄で
パートナーの両手を左右に拡げ
それぞれ吊るすように縛る。
パートナーはかろうじて
まだ身をよじることができる…

「君を可愛がる準備は
まだ終わっていないよ」
「さぁ両脚を拡げなさい」

柱から縄を延ばし
パートナーの両脚を拡げさせ
脚が閉じられないように縛る。

パートナーが軽く身体を預けていた
ふすまを開く。
そして…
パートナーに触れると
縄で挟まれ
ぷっくりと膨らんだ「唇」が
溢れ出た蜜でしとど濡れている。

「おかしいね」
「こんな格好をさせられているのに
こんなに恥ずかしい格好なのに
どうしてこんなに濡れてるの?」
「ちゃんと説明しなさい」

パートナーは
わずかに動くことが許された身体を…
よじらせて恥ずかしがる。
消え入るような声で
でも必死になって
感じてしまっていることを言う。

「声が小さい!」
「聞こえないよ」
「聞こえるように言いなさい」

やっとの思いで言ったのに
続けて言葉で責められ
パートナーはさらに「唇」を濡らす。

「ちゃんと言えないんだね…」

パートナーの身体を片手で抱きしめ
そして…
もう一方でお尻を叩く。
パートナーの悲鳴が湿り気を帯び
いつしか悦びの鳴き声に替わるまで
お尻を叩き続ける。

一気に昇り詰めたパートナーの…
心と身体をきつく抱きしめながら
耳元で

「逝けっ!」

とささやく。

抱きしめたボクの両腕に
全体重を預け
パートナーは逝く…

たまらなく可愛い。
たまらなく愛おしい。


梁と柱…

Xの形になった
冷ややかな作り付けの物より
よっぽど温かくて
よっぽど情があって
そして
よっぽど余白と余韻があるような…

そんな気がした… 今は昔。