『障害とは心の迷いのことであり、病、厳格さ、疑い、不注意、怠慢、放縦、誤った視点、ある状態を到達できないこと、その状態にとどまることができないことを指す』


病とは心身のバランスを崩すこと。厳格さとは病的なまでに自分の信念に執着すること頑固。疑いとは見るもの聞くものすべてが真実と思い自分の感覚や物事に対する価値判断に自信がないこと、それゆえ外側の情報に自分を委ねてしまう。不注意とは本来のヨーガの道以外のいろいろなものへ意識が向いて注意散漫になってしまうこと。怠慢とはヨーガは一生続く道であるものであるけれどもそれに対してだんだん意気消沈していくことである。早い遅いは関係ない、自分のペースで歩んでいくこと。放縦とは甘やかしという意味。「これがあれば幸せになれますよ」というような類のこと。だからそれで幸せになれなかったら「幸せになれるって言ったのに」と責任転嫁が起こる。そのようなことで真の幸せは得られないしそれがなければ幸せでないということになる。真の幸せはそれがあろうがなかろうが幸せなのである。誤った視点とは一自己の視点(体、思考、条件づけなど)で見たら自分の価値観からの見方で物事を見てそれが真実と思い込んでしまうこと。

ある状態を到達できないこと、その状態にとどまることができないこととはサマーデイに到達できる状態にあるにも関わらずできないと思い込んでそこにいくことができない状態だったりサマーデイに到達したがその意識の状態を維持できず苦しみの状態に戻ってしまうこと。


これらがサマーデイに対する心の迷いで障害である。想像したら「まさにっ!」の一言です!これらは日常では意識せず過ごしていることだったりするのです。それに気づき自分の内に至高の存在に対する強い信念が一点あればこれらの障害にうち勝つことができるのです。


本日もありがとうございました愛