ヨーガスートラ第一章七節

「正しい認識とは、直接の知覚と推論と聖典の証言からなる」

パタンジャリの言う正しい認識の一つは自分自身の目で直接見て確かめることです。

自分で直接見て確かめることができれば間違えようのない事実です。

もう一つは推理によるものです。煙が出ているのも見れば火が出ているのだなと推論でき、道が濡れていれば雨が降ったのだなと推論できる。口にお米がついていればご飯を食べたんだなと推論できる“笑”

三つ目は聖典の証言からです。直接みることができなく、客観的に推論できることができない場合はそれに基づき直接経験した人に聞くことです。その一つが聖典です。つまり賢者、聖者、預言者と言われる人たちによって書かれたものだからです。そしてそれを実践し自分で直接体験し知覚することで正しい認識として自分の内に落とし込めるんです。それが実践の科学と言われるヨーガなのだと思います。

ヨーガを実践していたと言われるブッダの言葉に「何を読もうと何を聞かされようと自分自身の理性でもって判断したこと以外は何も信じるな」

自分を振り返ってもそうです。親がこう言ったから、あの人がいいと言ったから、TVで良いと言っていたから、子供が「みんな持ってるんよ」と言う外側の声ばかりを聞いて盲目的に信じてやってもうまくいかないことや「みんなって言ったけど持ってない子もいるじゃん」なんてことがほとんどでした“笑”

この説の言葉はガツンと私の内に響きました

心をゆるめる憩いの場アイの杜

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