一昨日。
雰囲気メガネのクラウドファンディング
無事成功いたしました!
予想よりだいぶ早い成立に、一同とても喜んでいます。

ファンドへのご支援自体は、まだ続きます。
ここからは確実にモノが手に入りますし、引き続きご興味ある方は
どんどん応募してもらえたらと思います。
実際、100%を越えた後も順調な伸びを続けております!


さて、何故私がこの事業に関わっているかと申しますと。
隠してきたわけではないのですが。
僕の祖父はパリミキ(メガネの三城)の創業者です。

ただまぁ、父は末っ子で僕はその次男、という
創業家といえどもかなりの傍流でありまして。
そのお蔭か分かりませんが
そう言った事業とは全く関わりのない「演劇」という分野で
これまで割と自由に生きて参りました。
気にならないと言えば嘘になりますが
関心はありながらもどこか他人事。
結果として自分のルーツから距離を置いた所で生きてきました。

演劇という、生身の肉体を使って表現するという行為はしかし
役と向き合う過程で自分とは何者なのか問うという事を
比較的深く、継続的にやる作業でもありまして。
その活動を突き詰めるほどに
自分のルーツについて向きあう時間は必然的に増え。
気が付けば自分のルーツとの関わり方を模索する自分がありました。

そうこうしているうちに、今年に入ってお誘いをいただき。
今まで近くて遠くにあった「メガネ業界」という
演劇からは全くの異業種の中に自分を放り込んでみようと決心しました。

何故今?という問いに対する理由は
正直自分にも説明がつかないのですが
溢れる衝動に従ってこのほど、こちらに舵を切りました。
いや「溢れる衝動」は大げさですが。


この「雰囲気メガネ」はパリミキの親会社である(株)三城HDが
情報科学芸術大学院大学の赤松正行教授、
アプリ開発会社間チルダに呼びかけて共同開発が始まりました。
父が三城HD側で開発に関わっていた関係で
まずはそこに関わらせてもらうことになりました。

舞台が終わってすぐに打ち合わせに入れてもらうと
なんとクラウドファンディングへの発表間近!
最後の詰めの話し合いをしている所に新参者が入るという
中々のアウェイな環境でしたが
皆さん快く受け入れて下さり、むしろ外部に近い意見を
参考にしたいという空気がありました。
おこがましくも色々と意見を入れさせて頂き
あれよあれよという間にファンドがスタートし、
今に至ると。

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お蔭様で今日現在、300人以上の方から360万のご支援を
頂いております。
有り難い限りです。
とはいえ、まだまだ多くの人に知って頂きたく。
後30日、最後までご支援のほど、宜しくお願いします!


さて昨日、演劇仲間とお会いする機会があり。
「なんか難しいことやってるねぇ。
ていうか…何、うんたらファンド?アレ必要なの?
というお言葉を頂きまして。

他にも
なんでこのメガネ型情報端末は店で売られてないの?
クラウドファンディングって何?
レンズは度付きが良いんだけど?
ついでにブルーライトカットも入れたいんだけど?


といった、至極まっとうな(そして僕自身もこないだまで疑問に思っていた)
ご質問をお聞きしているので
次回以降、その辺も少しずつ、専門家でないという
僕の立場を活かして説明していければと思っております。