先日福岡にて、某企業のコンベンション内で
リーディングをするというお仕事をして参りました。


リーディングだからって甘く考えていたわけでは決してないですが
蓋を開けてみれば「読み(reading)」という言葉は名ばかりの
ガチンコのお芝居。
しかも稽古は4回!


実在のあるご夫婦の話を作品化したもので
ご本人もご覧になるという、痺れる体験をさせて貰いました。


お客さんはその企業のクライアントさんばかりで
お話もその職種に特化したもの。
そしてそこで期待される効果も明確な
ちょっと特殊な演劇、いやリーディング。


演劇って比較的、自分のやりたいことをやって
その評価もお客さんによってまちまちで
どんなに酷評されようとも「それがやりたいことだから」
という自己責任で(ともすると自己満足で)できちゃう所がある。
ある意味供給者論理、といいますか。


しかし今回の様な、企業から依頼されてのリーディングは
それによって期待される効果までしっかりと注文されているという
「需要」ありきのお仕事。


どっちが良い、ということでは勿論ないけれど、
その厳しさとやりがいは今までにない新鮮なもので。
演劇のチカラはこういう風にも使えるんだなぁという
その潜在性にも気付かされたり。


楽しゅうございました。


福岡という場所は福岡城跡があるんですが
それは今NHK大河でやってる『軍師官兵衛』の息子である
黒田長政が築城したお城で。
駅のホームにもこんな感じで特集の広告がバーン。

photo:02


あ、「軍師」じゃなくて「藩祖」なのね。


今舞台になっている播磨はモロ僕の育ちの場所だったりもするので
勝手に縁を感じまして。
空き時間にいそいそと出かけて行きましたよ。

photo:01


いや~、広い。
まずお濠がデカい。
大濠公園って駅があったがホントに大濠だよ。


そして福岡城跡。
photo:03


ここからは何も見えたないけど
取り敢えず辺り一面緑なのがスゴい。
全部回るのは諦めて、お城があった場所へ。


photo:04


大手門はこんな立派なのが残ってるんですが…

photo:05


石垣もこんな立派なのが残っているんですが…

photo:07


残念ながら城は残っておらず。


いやいやしかし満喫しました。
いやいやしかし全てを知るには時間がなさすぎて
これはもう、また来なきゃいかんなと思わせてくれる街でした。


あ、福岡タワーも登りました。
無類のタワー好きだという共演者の菊地未来さんに連れられて。

photo:06


「漢倭奴国王印」が発見された志賀島が見えて
興奮しました。


あ、天神ラーメンも二箇所ほど。
八ちゃんラーメンっていう、有名っぽいところに行きました。
天神系はそんな好きじゃなかったのだけれど
ここは良かったなぁ。


時間ないない言っておきながら書き綴ると
結構巡ってますね。


という訳で。
有難う福岡また必ずやということで、
僕に何の断りもなしに5月に突入しましたね世間は!


先日は次回出演の
青☆組『星の結び目』の顔合わせがあり
7月に向けて走りだしましたよっ。
また詳細アップいたします~。




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