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毎年の恒例。

鶴岡八幡宮からすこし奥に入った所にある

鎌倉宮(大塔宮) にて正式参拝をして参りました。




鎌倉宮。

建武中興の礎を築いた護良親王をお祀りすべく、

明治天皇が建立した神社。




ここの神社、神主さんが変わってまして。

真の参拝、真の神道とはなんぞや、というところを大事にされていて、

正式参拝という事なんですが無料。

そしてお祓いの後、20~30分位のお話タイム。



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これが面白い。




その時々の世相を反映した話題であったり

鎌倉に対する、あるいは社会に対する、

そして国に対する思いであったり

とにかくユニーク。




神社の方針も、変わってる。

るるぶや横浜ウォーカーといった類の情報誌の取材は

全てお断り。

普通ね、そうやって観光客の足を誘う事をするんでしょうが

「うちは観光客相手じゃない。参拝者のための神社だ」

と言い切ってはばからない。

実際ここ数年の来場者数は減少の一途をたどってるらしいが

「本当の参拝者の割合が増えて喜ばしいこと」。

徹底してます。




毎年、その説法(?)を楽しみにしておりますが

今回は珍しく、この神社の出来たいわれのお話。




明治2年に明治天皇によって建立されたというこの鎌倉宮。

建立のアイディアは実は薩摩藩藩主、島津斉彬からの建白だったとか。

天皇を中心とした近代国家を作り上げるため

万人の思いをまとめる意味でも、心の拠り所として

建武中興の祖・護良親王を祀った神社を建立すべきだと進言。




1年半掛かるとされた工期も

建立の趣旨に賛同する周囲の協力で3カ月で完成したとか。

建立には幕末の志士、西郷隆盛も関わったという。




明治が始まってからは

12月に放映されていた『坂の上の雲』の主人公、

秋山好古・真之もここに通ったとか。

とにかく、幕末から綿々と受け継がれる日本の精神というものを

じっくりと、しっかりと大事に持っている

そんな神社なのです。




そういう、今の日本の礎となった人たちと共に続いて来た鎌倉宮。

聞いた話を断片的に書いてみましたが、知らない事はまだまだある。

でもその、熱いトークが、

いや「トーク」っていっちゃっていいもんなのか分からないけど、

一年のはじめに色々考えさせてくれる。





今年も頑張って参ります。





あ、正式参拝は明日も11~16時まで行ってるそうです!

お話、聞けるかも。







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