建国記念日じゃなくて、建国記念の日。
なんか昔そう教えられた気がする。
たしか中学の社会科の授業だったかしら。
初代天皇である神武天皇の即位の日とされているけど
科学的根拠はないので
他の国に定められているような
建国記念日とか独立記念日とは意味合いが違うのだと。
僕の通う中学は、日●組の先生方が結構大勢いらっしゃって
そういう事実を取り上げては
いかに日本が間違っているか、
いかに僕たちが劣等感を感じるべきかについて
色々聞かされた気がする。
ちょうど『龍馬が行く』を読み始めて
なんだか分らないけど自分の国とか先人とかに対して
半ば憧憬の念を以て興味を持ち始めた僕にとって
それはそれは異様な光景だった。
その頃アメリカに留学してた兄か送られて来る手紙には
アメリカでは教室に国旗が掲げてあるんだぜとか
毎日国歌を歌うもんだから覚えちまったぜ的な内容が
書かれていて
まだ色々分らなかったけど分らないなりに
海の向こうとこちらではなんだか状況が違うようだと言う事は感じてた。
留学兄はこんな事も書いて来た。
日本の事をもっと勉強した方がいい。
自分の国に誇りが持てないとバカにされる。
はそんな兄の影響をもろに受けた単純な中学生の僕は
逆に学校の影響は受けるまい、負けまいと
色々理論武装しようとホンを読み漁りだしたっけ。
そんな中学時代を懐かしみつつ。
地元・鶴岡八幡宮に参拝して参りました。
寒さも手伝って背筋が伸びる!
あれからもう20年近く経とうとしてるけど
大事なのは他人事にしない事なんだろうなと。
色んな事を、ね。
そんな、しめやかな一日。