稽古が急に休みになり。
枝元が全力で薦めていた事もあり。
急遽向かうは初台、新国立劇場。
『焼肉ドラゴン』 、観て参りました。
凄かった。
人生二度目の「涙が後から後から止まらない」体験。
しかも終演後しばらく経っても嗚咽が止まりそうにない。
今回の作品、新国立劇場が進める日韓合同公演の第2弾。
第1弾『その河をこえて、五月』も観てた。偶然。
いい作品でしたが、今回はパンチ力がハンパなかった。
作品がいい。
そしてそれを深いところで昇華している役者陣がまたいい。
特に韓国人俳優の皆さんがどれも個性あふれる方ばかりで。
日本人でも千葉哲也さんがさすがの存在感。
行って良かった。
脚本の鄭義信(チョン・ウィシン)
氏は日本の映画界、演劇界では
押しも押されぬ人気作家、
そして外国籍を持つ在日コリアンとしても知られてます。
故郷が兵庫県姫路市という事で、僕が幼少時代過ごしたのと同じで。
作品を見ながら懐かしい空気をかみ締めたり。
そんな、すばらしい出会いな一日。