劇場で必ず見掛けます。楽屋を横切った奥の方、グリーンルームと呼ばれる部屋に入ったりすると、これを履いた恐いおじさんや兄ちゃんで溢れかえってます。
雪駄に黒足袋。
舞台の裏方さんの必需品。
写真は今回の舞台監督の稲毛さんのもの。ちょっと高そう。
この定番がいつから始まったのか定かではないけれど、履いてるとなんか通っぽく見えちゃう。
カッコイイ。僕も裏方やる時は履いてます。はい。形から入ってます。古くは歌舞伎の舞台とかで、舞台上は土足禁止だったりして。今でも場所によっては厳しく言われたりします。後は音響さんや照明さんの操作盤のあるブース。たまに土足禁止。だから着脱のし易い雪駄が今も使われているのだろう。と勝手に考えてる。舞台ではいまだに尺寸法が使われていたり、スタッフさんは自分の道具にこだわりを持ってたり。正に職人。こういう世界、好きです。