オートサロン最終日。
5時半の電車に乗る日々も今日で最後かと思うと
ちょっと寂しい。わけがなく。
終りが待ち遠しい。
わがブースではプレゼンテーション毎に
ASIMOっていうロボットが登場する。
今回は一つ古い型が来ていて、走ったり踊ったりは
ちょっと難しいのだけれど(新型はその域まで行ってる)、
それでも階段昇ったり降りたり、手足を器用に動かしたりと、
中々の優れモノ。
前の席には子供連れを優先的に案内してるんだけど、
その子供達がASIMOの一挙手一投足に本当に素直に感動している。
周りを押しのけてまでお目当てのコンパニオンをカメラにおさめようとするマニアの方々。
そんな彼らの下心まで知ってか知らずか、バックヤードや控え室のそれとは似ても似つかぬ
とびっきりの笑顔を振り撒いているコンパニオンのお嬢さま方。
それらを全て笑顔で取り仕切らねばならぬ僕達運営スタッフ。
そんな現場を当日だけ観に来て気持ち悪いくらいのお世辞を残して去っていくメーカーの重役達。
そんな中で、彼らの素直な、そしてビビッドな反応には心が洗われた。
思わず本当の笑顔がこぼれ、自分のスマイルが作り物だった事に
その都度気付かされたり。
ともあれ、3日間、リハーサル日を入れて4日間の幕張生活が
無事終了した。
面白かった。様々な意味で。
僕の日常生活からは窺い知ることの出来ない世界を堪能した。
裏から、表から。
とりあえず、寝ます。おやすみなさい･･･。
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