55036761.jpg今回のお芝居。

出産を控える女性が結構出てきます。
でも実際に授かってみないと、男は勿論、
女性の方でも中々実感が持ちづらい。

そこで登場したのが。
「妊婦体験セット」。

大森さんが借りてくださり、稽古場まで
持ってきて下さいました。
早速女性キャストが群がり、図のように次々と妊婦になって行きます。

これ、ちょうどリュックを前に背負った感じになるんですが、
女の子はかけると本当に妊婦さんになったような錯覚を
自身も周りも抱くから不思議。
そして男がかけると、これがまたどうしようもなくぎこちないというか、
アンバランスというか。
様(さま)にならないんですね。不思議と。

さてその公演。
年末も近づいて参りまして。
ということは年明けすぐの僕らの公演も、もうそこまで来ているという事で。
年越しを挟むと、どうもずいぶん先のような錯覚に陥ってしまうんですが、
ホント、もうすぐです。

稽古は佳境です。
なんでしょう。どんどん深まっていきます。
それも昨日よりは深まっていくんだけれど、もまだ確実に
余地のある深まり方というか。
戯曲の懐が、かなり深い。
やればやるほど、奥に流れるテーマと自分たちのいる位置を
見せつけられ、ふっと溜息(苦笑)

しかしそんな作品をやらせて貰えると言うのは本当に幸せな訳で。
溜息には喜びが多分に含まれております。

年明け早々の公演ですが、本当に多くの方に観に来て頂きたい!
そんな思いが徐々に溢れ出して来ている今日この頃。
明日も頑張ります!

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