パルコ劇場と長塚圭史が組んだ人気作品「LAST SHOW」。
出演中の北村有起哉さんに昨日ダメ元でチケットお願いしたら
やっぱりダメだった。
ならばと当日並んで何とかゲット。
キャンセル待ちの列の長さからも人気の高さが窺える。
迎えた本番は…。
良かった。
やられた。
今回はなんだか演出が一段上がったような気がした。
要所要所がシンプルで、見せ方が一々憎い。
その世界に浸るのが心地よくなってくる。
リアルな展開の中に突如シュールを盛り込んでいく作風は健在。
これについては賛否両論あるところだけど、
これ多分今まで嫌いだった人にも受け入れられるかも。
ブラックな方向へどんどんと引きずられていくいつもの流れから、
これは意外?というとんでもない展開があり、
作品的にも一段深みが増したような。
有起哉さんは相変わらず良かった。
というか出演者全員良かった。面白かった。
終演後楽屋にお邪魔するともうそこが飲み会会場の様を呈していて。
差し入れのおつまみとビールを渡され、乾杯。
終演後の舞台の掃除に時間がかかるらしく(1時間半)、その間楽屋で
飲むのが習慣になったとか。
ていうか稽古中から稽古後毎日稽古場で飲んでたというから凄い。
その名も「バー・パラダイス」。らしい。
しかしなんだかホントにパラダイスだった。
まず出演者が。
北村有起哉さん、永作博美さん、中山祐一郎さん、古田新太さん、市川しんペーさん。
この時点でやばい。なんだなんだなんだぁ~?
風間杜夫さんはこの後仕事とかで挨拶に顔を出して帰る。
夜10時にこれから仕事って、何?
田中美里さんに中井美穂さん、旦那の古田敦也。
え?今日試合ないの?勿論聞けないけど。
自転車キンクリートの演出家鈴木裕美さんからはご丁寧に自己紹介されてしまって。
「居場所ないっすね」
と隣にいる所在なさげな人に話しかけたらなんと大倉孝二さん。
「あ・・・。どうぞ座ってください」
「いやいいっす」
と最後まで座ろうとせず、みんなのビールのお代わりのお世話。
差し入れで置いてある焼酎の量が半端なく、今日も一本あける。
なんと古田さん(2000本安打の方)から送られた200本安打記念焼酎。
一々パラダイスやねー。
いよいよ楽屋が閉まるということで、お先に失礼。
隣に座ってずっと喋ってた方(ただ有起哉さんと友達というだけで)と一緒に駅まで帰る。
その道すがら、彼が進ぬ!電波少年で朋友(パンヤオ)として活躍してた伊藤高史さんだと分かる。
なんだか最後まで、凄い。
しかしながら、有名人ばかりだったけど、
割と初めてって感じがしなくて。
普通に話したりしてた。
こっちから一方的に見て知ってたからだと気付くのは、そのずっと後。